こんにちは。
「劇場版 SPY×FAMILY CODE:White」が、
2023年12月22日(金)に公開になりました。
また、それに合わせてエンディング主題歌が
星野源さんの「光の跡」に決定したと発表されました。
そして待ちに待った2023年12月27日(水)に
両A面シングル「光の跡」/「生命体」がリリースされましたよ。
この中には4曲収録されていて、どの曲も気になりますが、
今回は、劇場版 SPY×FAMILYの主題歌「光の跡」を詳しく見ていきますね。
New Single『光の跡/生命体』
新しい曲は、星野源さんが金沢に旅行された後に作られたそうです。
きっと素敵な金沢の景色や人や街並みなどからインスピレーションを
もらったのかもしれないですね。
今回のニューシングルには4曲も収録されているということで、
ファンにとっては今年最後のビックなプレゼントですね。
<収録内容> ※初回限定盤/通常盤共通
引用元:星野源公式サイトNEWSより
M1. 光の跡(『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』エンディング主題歌)
M2. 生命体 (世界陸上・アジア大会TBS系テーマ曲)
M3. おともだち (『オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム』主題歌)
M4. Beyond the Sequence (『UCC COFFEE CREATION』テーマ曲)
「生命体」は、第74回NHK紅白歌合戦で披露されると発表になっていましたので、
すごく楽しみです
追記:昨日、紅白で星野源さんが歌われるのを見ましたー(2023年12月31日)屋上からだったので寒そうでしたが、すごく楽しそうに歌われてて私までハッピーな気持ちになりました
早速、全4曲聴いてみましたよ。
「光の跡」を聴いていると、とても暖かい光に包まれているようで
気持ちまで温かくなりました。
星野源さんの優しい声と楽曲の雰囲気がぴったり合ってて、
心地が良くてまるで陽だまりで聴いているような
感じになりました。
エンディング主題歌「光の跡」の歌詞って?
ここから「光の跡」の歌詞を詳しく見ていきますね。
歌詞の意味は、個人的な感想が含まれてますので、
こんな感想もあるんだなあってぐらいに読んでいただけると嬉しいです。
(金沢市のイメージ図)
星野源さんが旅行された金沢にはまだ一度も行ったことはないので、
想像上の金沢のイメージなので申し訳ないですが・・・(汗)
きっと素敵なところなんでしょうね。
必ずいつか行ってみようと思います。
追記:2024年1月1日(月)現在、石川県能登半島沖を震源地とする地震が起きました。震源の深さは10Km、マグニチュード7・6だそうです。ニュース映像を見ると、かなりの被害が出ているようでとても心配です。お正月を楽しまれている最中のこの無情の災害・・・本当に心が痛みます。
どうかこれ以上被害が拡大しませんように。皆さんのご無事をお祈りいたします。
文化財指定庭園 兼六園のサイトはこちら↓
すみません、「光の跡」の歌詞の内容に戻りますね。
「光の跡」の歌詞
この曲は、2022年に放送されたTVアニメ「SPY×FAMILY」のエンディング主題歌「喜劇」(星野源)からの流れを組んでいるのかなと思います。
フォージャー家の4人の関係性や、彼らがなぜ引かれ合うのか、なぜ一緒にいるのかというテーマがこの曲には見え隠れしているような気もします。
歌詞の内容は、人生の儚さと美しさを表現しているようですね。この歌詞は、人間の一時的な存在と、自然の永続性を対比しています。
(波打ち際を歩く男女のイメージ図)
「人はやがて消え去る」けど、その消失は「綺麗に」と表現され、海の砂や波間の光に混ざるような自然な過程として描かれています。
その一方で、人は消えても、その存在は光の跡として残り、忘れたくない思い出として心に刻まれます。人って自分の生き方や家族の形に意味を見出そうとしているのかもしれないです。
それはどうしてなんだろうって考えてみたのですが、答えを出すのは難しいですね。
いつかは終わりが来るかもしれないけど、生きてきた意味を示して、自分の存在価値を大切な人の心の中に残っているってことが、「光の跡」なのかなって感じました。
人って出会いと別れを繰り返しながら生きて「やがて消え去る」けれど、また生まれ変わってもそれを繰り返しながら、「光の跡」が永遠に続いていったらいいなって思います。
「今のうちに旅をしよう」〜の歌詞について
(家族との時間を大切にしているイメージ図)
「今のうちに旅をしよう 僕らは」という歌詞は、
人生は限られた時間であり、いつ終わるかわからない。だからこそ、今この瞬間を楽しんで、自由に旅をしようという気持ちを表しているのかなと思います。
「悲しみにひらひらと手を振る」ってところは、
人生には悲しみや苦しみがつきものであるけれども、それに囚われずに、軽やかに別れを告げることができるって言ってるのかもしれないです。この歌詞からは、悲しみは過去のものであり、未来に向かって進むことを選択していこうって気持ちが伝わってきます。
「窓を開けて風に笑み 意味なく生きては陽射しを浴びている」
窓を開けることは、新しい世界に目を向けることや、自分を解放することを意味しているようですね。風に笑むことは、自然と一体になることや、心から楽しむことを、星野源さんは仰っているのかもしれません。
意味なく生きることは、人生に決まった目的や意義を求めないことや、ありのままの自分でいることを意味しているのかな。
「陽射しを浴びている」というフレーズからは、生命のエネルギーを感じることや、明るい未来を見つめようとしている印象を受けましたよ。
(日差しを浴びている女性のイメージ図)
「過去背なに雨」〜の歌詞について
(綺麗な海岸を2人で歩いているイメージ図)
「過去背なに雨 目の前にはまだ知らぬ景色」
もしかしたら過去には悲しいことや辛いことがけれども、それを背にして新しい場所に向かうことを表しているように感じました。目の前には未知の世界が広がっていて、それは本音を言うと不安なんだけれど、同時にワクワクする気持ちも伝わってきました。
私も家庭の事情で新しい土地に引っ越すことが何回かありましたが、その時の気持ちがこの歌詞の意味とリンクするかもと思いました。
過去に辛い経験や悲しいことがたくさん(もちろん楽しいことも)あったけれど、新しい場所へ行く時は、また同じような辛い経験をするのかなという不安な気持ちと、新しい出会いや経験や自然に触れて新しい自分を発見できるかもというワクワク感があります。
私の場合はどちらかというと、後者の方が大きかったです
「惹かれ合うのは なぜ」
アニメの中の仮初めの家族であるSPY×FAMILYのフォージャー家の4人が、なぜ互いに心を通わせることができるのか、その理由を問いかけることを表しているフレーズかなと思います。彼らはそれぞれに秘密や使命を持っていて、本当の家族ではないんだけれども、それでも家族のように愛し合っているのかもしれないですね。
「ただ「見て、綺麗」だと手を引いた」
新しい場所で海や空などの自然の美しさに感動し、それを共有したいという気持ちを表しているのかな。手を引くことは、相手に寄り添うことや、一緒に歩むことを表しているので。
「海にゆれる 光の跡」
海に映る太陽や月の光の跡は、人生の終わりや消失を暗示しているようですね。でも、それは悲観的なものではなく、まるで自然の一部として美しく消えていくことを表しているのかもしれないです。また、光の跡というのは、人の記憶や思い出として残るんだよということをこの歌詞から感じました。
「消えてゆくのになぜ」〜の歌詞について
(幸せな家族の思い出のワンシーンのイメージ図)
「消えてゆくのになぜ ただ忘れたくない思い出を増やすのだろう」
人はいつか死んでしまうのに、なぜ自分の心に残るような思い出を作りたがるのか、その矛盾を問いかけることをこの歌詞は伝えているようです。
人ってこの世からいなくなることを恐れているけれど、同時に生きることを楽しみたいという気持ちが強いからこそ、いい思い出をたくさん作りたいのかなと思います。
「ほら終わりは 未来だ」
人生の終わりは未来に繋がってることを示してるという意味かなと感じました。終わりは避けられないものであるけれど、それを悲観するのではなく、未来に向かって進むことを選択することを表しています。終わりは始まりでもあるということを暗示しているようですね。
「繋ぐその手」〜の歌詞について
「繋ぐその手 やがて解けゆく」
相手と手を繋ぐことは、愛情や信頼を表していますが、「やがて解けゆく」って言われているので、それはいつか別れることを意味しています。
いつか人はこの世からいなくなるときに離れてしまうけれど、それは避けられない運命であることを言ってるのかもしれません。
「足跡はいつしか 止まるはず」
この歌詞の部分は、人は旅をしながら足跡を残すけれど、それはいつか消えてしまう。それは人生は限られた時間であり、いつ終わるかわからないことを表しているようですね。
「それはまるで わけもなく輝く 貴方の笑顔の意味と知る」
相手の笑顔は、人生の終わりや消失を忘れさせてくれるほど美しく輝いているって意味かな。ヨルさんやアーニャのように・・・その笑顔の意味は、人生に価値や幸せを与えてくれるし、それの意味を知ることは、愛することであることの裏返しのような気がします。
(美しく輝いている女性のイメージ図)
「肩を寄せたまま」〜の歌詞について
「肩を寄せたまま 願うことは」
相手と肩を寄せ合うことは、愛情や安心を表しますが、それはいつか失われるんじゃないかって不安になる時もありますよね。特に「SPY×FAMILY」のフォージャー家は仮初の家族だからそう思うかもしれないです。
だからこそ、その幸せな時間が続くことや、相手との絆が変わらないことを願っているって思います。
もちろんフォージャー家だけでなく、私たちもそう思いたいです。
「黄昏の中に 抱きしめるのは なぜ」
黄昏って、日が暮れることや、人生の終わりを暗示しているのかなと思います。抱きしめるのは、相手を守りたいという気持ちや、自分を安定させたいという気持ちの現れなのかもしれないです。
なぜなら、その行為が無意味であるかもしれないし、それに本当の気持ちを自分でも分かっていないからこそ、「なぜ」って、問いかけてるのかなと思いました。
もし、ロイドさんがヨルさんを抱きしめたとしても、仕事上夫婦を演じているだけだから、本当は無意味かもしれない。でも、自分でもわからない気持ちが心の中にあるなら、無意識に抱きしめてしまうかもしれないですね。(私の憶測ですが・・・笑)
このアニメが最後どうなっていくかはわかりませんが、アーニャとヨルさんとロイドさん、それとボンド(犬)が本当の家族になったらいいなあーって思っています。
「ただ 保存できない心ごと 包み込むように」
保存できない心とは、記憶や感情など、外からは見えない人間の内面のことで、それらは時間とともに変化したり、消えてしまったりしていくものです。「包み込むように」とは、その心を大切に扱うことや、相手との関係を深めることを表しているような気がします。
「ほら景色が増えた」
景色が増えるとは、知らない街を旅をすることや、新しい経験をして、自分や家族の思い出のフォトが増えていくようですね。「ほら」っていう呼びかけは、相手にその景色を見せたいという気持ちや、自分の感動を共有したいという気持ちを表しているのかもしれないです。
(思い出の景色が増えていくイメージ図)
「見つめ合う」〜の歌詞について
(家族の思い出の1シーンのイメージ図)
「見つめ合う 無為が踊る 手を繋ぐ 笑い合うのはなぜ」
相手との愛情や幸せを感じながら、ただ何もしないで過ごすことや、日常の中で手を繋いだり笑ったりすることなのかなと思います。「なぜ」というのは、「抱きしめるのはなぜ」のフレーズのところと同じで、その行為が無駄であることや、本当の気持ちを自分でも分かっていないことを言っているのかもしれないです。
「ただ朽ちるしかない この時を 僕ら燃える命の跡」
人生は有限であって、いつか朽ちてしまうことを星野源さんは表現されているのかな。「この時」とは、相手との幸せな時間を指しているように感じます。
「僕ら燃える命の跡」とは、人間の情熱や感情を表しています。人っていつかはこの世からいなくなってしまうけど、その命は燃え尽きるまで輝いていることを信じたいですね。
「消えてゆくのになぜ ただ忘れたくない思い出を 増やすのだろう」
繰り返しになりますが、人はいつか死んでしまうのに、なぜ自分の心に残るような思い出を作りたがるのだろ・・・だからこそ「なぜ」「Why」って私たちに問いかけてるようです。その矛盾があるからこそ、人の心は複雑でもあるし奥深いものでもありますね。
「ほら出会いは 未来だ」
このフレーズは、人生の出会いは未来にあるということを示しているようです。出会いは予測できないものであるので、それを悲観するのではなくて、未来に向かって進むことを選択することを表している気がします。出会いは始まりでもあるということを暗示しているようです。
偶然に出会った、フォージャー家の皆さんのように・・・!
まとめ
今回は、星野源さんが歌う『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』エンディング主題歌「光の跡」を詳しくまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
まとめるにあたって、何回も「光の跡」を聞いたのですが、
本当、素敵な曲ですよね!
私の好きな歌詞のフレーズは、
惹かれ合うのは なぜ
ただ「見て、綺麗」
だと手を引いた
海にゆれる 光の跡
ってところと、
消えてゆくのになぜ
ただ忘れたくない思い出を
増やすのだろう
ほら終わりは
未来だ
ってところです。
「未来だ」って締め括られてて、すごく希望が持てる終わり方なので、とっても気に入ってます
ぜひ、星野源さんの「光の跡」を聴いてみてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました!