こんにちは。
TVアニメ「薬屋のひとりごと」の第2クールは、後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫が様々な難事件を解決する物語の後半部分です。
毎週楽しみに見ているのですが、主題歌やエンディングテーマのリニューアルされて話題を呼んでいます。
どんな曲なのか気になりますよね。
なので今回は、Uruが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しく見ていこうと思います。
エンディングテーマ「恋は薬」の歌詞はこちら↓
![](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_320,h_180/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/05d287e4ce41ad48e86dc851434c53bb.jpg)
第2クールのあらすじをちょっぴり
第2クールでは、猫猫が壬氏に身請けされて外廷で働くことになります。そこで、新たな登場人物として、壬氏の友人である羅漢や、猫猫に対しては冷たい態度を取る、蘇りの薬の秘密を知る官女翠苓が加わります。
第2クールでは、猫猫と壬氏の関係が深まるとともに、後宮や外廷で起こる様々な事件や陰謀に巻き込まれていきます。 例えば、猫猫が河豚中毒の官僚を救う事件や、猫猫が玉葉妃の妊娠を助ける事件などがあります。また、猫猫の過去や家族に関する秘密も明らかになります。
羅漢とはどんな人物かが気になるところですが、アニPGの公式サイトで詳しく解説されていますので、ご興味のある方は、下記のサイトをご覧くださいね。
![](https://anipg.com/wp-content/uploads/2023/10/80712791_p0_square1200.jpg)
Uruが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しく!
「アンビバレント」は、Uluさんにとって初めてアニメオープニングを担当する楽曲で、サウンドプロデュースを田中隼人さんが手掛けたこれまでのイメージを大きく塗り替えるような爽快なアップナンバーとなっています。
歌詞は、作詞をUluさん、作曲をYASさん、サウンドプロデュースを田中隼人さんがされています。
ここから、「アンビバレント」の歌詞の意味を見ていきますね。
何かが始まるようなワクワク感がある前奏の後に、
冒頭の歌詞が始まります。
いつだって君は恐れを知らず
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
好きなものに夢中な猫みたいで
![遊びに夢中になってる子猫のイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/8ddac1295c0d09ac1e1a45d83a775e1c.jpg)
この歌詞の中の「君」は「薬屋のひとりごと」の主人公猫猫のことかなと思います。
無邪気で怖いもの知らずな「君」(猫猫)は
まるで「猫」(cat)のようだって。
大好きな毒味や薬になりそうな薬草を見つけると、
周りのことが見えなくなって、ついつい夢中になってしまう猫猫(マオマオ)。
動きもどこかしら、子猫ちゃんに似てますね(笑)
君が眩しく感じるのは
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
きっと僕が君を見てたから
刺激的な思考回路
惹かれてく
![惹かれていく女性のイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/c33a2c680e4abb7e78eb353cd11a29f5.jpg)
いつも奇想天外な発想で周りを驚かせる「君」
でも、その答えは理にかなっていて、
「僕」(壬氏)にとって刺激的な回答ばかり。
キラキラ光っているって感じるのは、
「僕」が「君」のことばかり見ていたからかもしれないです。
壬氏が猫猫に惹かれていく情景が目に浮かびます。
碧い、碧い、その瞳に
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
僕はまだ映らない
君は今日もいつもの君のまま
揺れる、揺れる、この気持ちは
どこかにしまったまま
今はここでただ
横顔を見てる
![気になる女性の横顔を見つめるイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/c38ba41f2f6cb2b4e12b599a83289c68.jpg)
フレーズの中で「碧い」って使われていますが、
「碧」と「蒼」の2色の見分けが難しいですよね。
だから少し調べてみました。
「碧」と「蒼」はどちらも青系の色を表す漢字ですが、意味やニュアンスに違いがあります。
「碧」は緑がかった濃い青色を指します。碧玉や碧海などの言葉に使われます。青と緑を混ぜたような幻想的な色合いです。
「蒼」は黒みがかった深みのある青色を指します。”鬱蒼と生い茂った”といったような使われ方をしますので、深い青緑のような印象を受けます。草木が茂る様子から生まれた漢字で、重厚な色合いです。
要約すると、「碧」は青に緑を足した色で、「蒼」は青に灰色を足した色と言えます。色の明るさや暗さ、鮮やかさやくすみなどによって、感じる印象も変わります。
こうしてみると、猫猫は、「碧」のイメージにぴったりですね。
普段と変わらない「君」の姿からは、
まだ「僕」という存在を意識していないように感じるのかもしれません。
「僕」の気持ちは、こんなにも揺れ動いているのに・・・
って、感じが伝わってきますね。
「君」と「僕」の距離間は、まだ縮まらないまま、
そっと「君」の横顔を見つめています。
正面から見つめていないので、余計、2人の距離間が感じられますね。
酸いも甘いも知ってるフリをして
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
型にハマった窮屈な日々の中
![窮屈な日々を送っている男性のイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/819a71b10cf3ee1422849514cf203d52.jpg)
「酔いも甘いも」ってフレーズからは
いろんな経験をしてきているように思われがちだけど、
実は、そうではなくて、そのフリをしているだけなのかもしれないです。
毎日、同じ業務をこなすだけの日々。
何の刺激もない日々。
自由ではない「僕」の日常が伝わってきます。
見慣れていたこの景色に
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
新しい風が吹き込んだような
刺激的なその存在
惹かれてく
![キラキラと輝く刺激的な存在のイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/b75c224752918b509e0c3a0282b65c7c.jpg)
窮屈で退屈な日々に
今までに感じたことがない「新しい風」のような存在の「君」(猫猫)が現れたんですね。
それが、とても新鮮で刺激的だったから
「僕」(壬氏)の心が惹かれていったのが伝わってきます。
碧い、碧い、その瞳は僕を
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
まだ映さない
こんなにもすぐそばにいるけれど
混ざり合わない二人の距離
痛むのは僕だけ
今はここでただ横顔を見てる
![届きそうで届かない存在のイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/8d6f0bfbd4d7f9719020bac712fe114b.jpg)
1番のサビの歌詞と同じように、
ここでもまだ
「混ざり合わない二人の距離」
を感じているんですね。
2人の距離を少しでも縮めたいと心を痛めてるのは、
「僕」だけだと思うととても切ないです。
何かに躓いた時には
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
君ならどうするかな、
なんて思ったり
もう少しやってみようなんてさ
思たりするんだよ、おかしいね
僕は気付いてる
日々の生活の中で、
困ったときや「何かに躓(つまず)いた」時には
「君」(猫猫)だったらどんなふうに考えて行動するのかなって、
思ってしまう「僕」(壬氏)・・・
でも、もう少しだけ自分の力で頼らずにやってみようと
思っているかもしれないです。
「おかしいね」って言ってるのは、
自分の気持ちの矛盾さに
気付いているからですね。
「僕」自身、本当の気持ちを、わかっていることが伝わってきます。
碧い、碧い、その瞳に
出典元:Uta-Net「アンビバレント」
僕は映らないけど
君はいつも笑っていて欲しい
好きなことにときめいていて
そう、僕はいつだって
きっとそのままの
君が好きなんだ
![好きなことに夢中になっているイメージ図](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_1000,h_1000/https://simahiko339.com/wp-content/uploads/2024/01/d63e0303aa6f772c60e67aec3d036891.jpg)
大好きな「君」には、いつも「好きなことにときめいて」いて欲しいって心から願っています。
たとえ、「僕」の気持ちに気づかなかったとしても、
「君」が笑って好きなことに夢中になっている姿を
見るだけで幸せなんですね。
こんなふうに見つめてくれる人がいることを、
いつか気づく時が来るのでしょうか?
まとめ
今回は、「薬屋のひとりごと」第2クールOPの
Uruさんが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しくまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
「僕」目線の歌詞でしたが、
とても共感を覚える内容でした。
この曲はとても透き通るようなサウンドで、
親しみやすい音階とリズムが爽やかな曲調を作り出しています。
ついつい口ずさみたくなるようなキャッチーな曲ですね!
「薬屋のひとりごと」の展開と2人(猫猫と壬氏)の距離がどうなっていくのかとても楽しみです
最後までお読みくださりありがとうございました!