ライブや舞台、ミュージカルやスポーツ観戦など、「どうしてもこの公演に行きたい!」という気持ち、きっと一度は抱いたことがあるのではと思います。
でも、急な予定変更で行けなくなったり、抽選に外れてしまったり…。そんなとき、誰かにチケットを譲れたら便利だなと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今、注目されているのが「チケット売買アプリ」。
スマホひとつで簡単にチケットの売買や譲渡ができる上、運営会社が間に入ることで安心して取引できるようになっています。
今回は、そんなチケット売買アプリの基本から、法的な安心ポイントまで、初心者にもわかりやすくご紹介しますね。
チケット売買アプリが注目される理由

以前はSNSや知人経由でチケットを譲るケースも多く、「お金を払ったのにチケットが届かない」「相手と連絡が取れなくなった」といったトラブルが少なくありませんでした。
しかし近年、本人確認機能やエスクロー(代金預かり)制度を取り入れた公式アプリが登場し、安全に・スムーズに取引できるようになりました。
また、「席を友達と交換したい」「限られた人だけに譲りたい」といったように、”こんな機能があったらいいな”という想いに寄り添うものが増えてきたのも人気の理由です。
初心者にも知ってほしい「チケット不正転売禁止法」
ここで少しだけ、チケット売買に関係する法律について触れておきますね。

「チケット不正転売禁止法」って
どんな法律なの?
2019年6月に施行された「チケット不正転売禁止法」(正式名称:特定興行入場券の不正転売の禁止等に関する法律)は、営利目的での高額転売を取り締まるための法律です。
(参照:文化庁公式サイトhttps://www.bunka.go.jp/seisaku/bunka_gyosei/ticket_resale_ban/index.html?utm_source=chatgpt.com)

どんな転売が違法になるの?
次の条件を満たす場合は違法の可能性が…。
次の3つすべてを満たすチケット(=「特定興行入場券」)を、主催者の同意なしに定価を超える価格で転売すると違法となる可能性があります。
① 不特定多数に販売されている
② 券面や電子チケットに「有償譲渡禁止」の記載がある
③ 日時・場所・座席などが指定されている
🔶つまり、「定価を超えて売る」「繰り返し転売する」「主催者の禁止ルールを無視する」といった行為が“不正転売”として罰則の対象になります(1年以下の懲役または100万円以下の罰金)。
(参照:消費者庁https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/2020/white_paper_column_11.html?utm_source=chatgpt.com)
法律の対象外の場合は…。
・定価またはそれ以下での譲渡
・興行主が認める公式リセール制度の利用
・無料で友人に譲る
🔶上記のような場合は、法律の対象外とされています。
ただし、チケットの販売規約で譲渡自体を禁止している公演もあるため、券面の注意書きは必ずチェックしてくださいね。
安心・便利に使える代表的なアプリ

アプリ名 | 特徴 | 安全性 | 対応端末 |
---|---|---|---|
チケジャム | 利用者が多く、ライブ・舞台・スポーツなど幅広いジャンルに対応 | 本人確認・エスクロー決済 | iOS / Android |
チケ流(チケット流通センター) | 老舗の売買サイトで信頼度が高い | 専門スタッフによる監視体制 | Web / アプリ |
チケテン(公式) | 席交換機能「セキチェン!」やプライベート出品など独自機能が充実 | 運営仲介・本人確認機能 | iOS |
チケテンが注目される理由
ここでは、上記の内の「チケテン」にフォーカスして、注目される理由をまとめてみますね。
✅ 席交換機能「セキチェン!」:友人同士で座席を入れ替えたいときに便利
✅ プライベート出品機能:特定の友達にだけ譲渡できる安心仕様
✅ 運営による仲介取引:お金とチケットのやり取りはすべてアプリ内で完結
これらの機能により、安心してチケットの売買や交換を楽しむことができます。
また、現在は「売り手・買い手双方の手数料が期間限定で無料となるキャンペーン」を実施中(2025年10月現在)。
さらに、友達紹介キャンペーン(紹介者・ご友人双方にAmazonギフトカード500円分進呈)なども。
🔶 ただ、時期によってはキャンペーンの条件等変更される場合があるため、利用前に公式情報を確認することをおすすめします。
初めてでも安心!トラブルを避ける3つのコツ
せっかく大好きなアーティストに会えるのに、行く前にトラブルに巻き込まれるのは悲しいですよね。
トラブルを避けるためにも、次の内容をチェックしてみてくださいね。
○ 必ず公式アプリ・公式サイトを利用する
SNSやフリマアプリなど非公式ルートはトラブルの原因に
○ 取引履歴を残す
問題が起きたときの証拠として残せるのはアプリの強み
○ キャンペーン内容・手数料を最新情報で確認
サービス内容は時期により変わるため、事前チェックを
まとめ
今回は、そんなチケット売買アプリの基本から、法的な安心ポイントまで、初心者にもわかりやすくご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
「もし、あなたが大切にしていたチケットを手放すことになっても、 その価値が消えてしまうわけではありません。 その一枚を、心の底から求めている人が、きっとどこかにいます。
チケット売買アプリは、そんな『想い』と『想い』が出会う場所。
あなたの『行けなくなった』一枚が、誰かの『一生の思い出』に変わる奇跡があるとしたら素敵ですね。
大切なのは、信頼できるアプリという『広場』で、 法律やルールという『約束』を守ること。
推し活が、もっと安心で、心ときめくものになれるといいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!


