My Hair is Bad が歌う「いいんですか?」─RADWIMPSトリビュートで響く、愛とリスペクトの継承

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2025年11月19日、RADWIMPSのメジャーデビュー20周年を記念したトリビュートアルバム(※)
『Dear Jubilee -RADWIMPS TRIBUTE-』 がリリースされました。

14組のアーティストが参加する中で、特に大きな話題を集めているのがMy Hair is Badによる「いいんですか?」のカバー です。

今回は、My Hair is Badの魅力やRADWIMPSとの関わり、そしてカバーに込められた想いに迫りますね。

※トリビュートとは、あるアーティストを尊敬して、別のアーティストがその曲をカバーしたり、複数のミュージシャンが集まって“敬意を表す”企画のことです。カバーして収録したアルバムをトリビュートアルバムといいます。

目次

My Hair is Bad(マイヘア)とは?

ドラムとギターとベースに暖かい光が差し込む光景
©2025heartful life salon AI-generated image

バンドプロフィール

My Hair is Bad(マイ・ヘア・イズ・バッド) は、新潟県上越市出身の3ピースロックバンド。
2008年に結成、2016年にメジャーデビューしました。

メンバー

椎木知仁(Vo/Gt)
1992年3月19日生まれ

山本大樹(Ba/Cho)
1991年8月21日生まれ、愛称「バヤ」

山田淳(Dr)
1991年12月18日生まれ

バンド名の由来

「My Hair is Bad」というユニークなバンド名は、メンバーが自分の髪型を指して言ったひと言がきっかけ。

少し自虐的でユーモラスなこの名前は、彼らの等身大で飾らない音楽性にも通じています。

My Hair is Badの音楽的魅力

マイヘアの音楽的な
魅力を知りたい

赤裸々でリアルな歌詞

大きな特徴の一つに、椎木知仁さんが書くリアルで感情むき出しの歌詞があります。

例えば、「思い出をかけぬけて」(2024年)では、「なにがあっても なにがなくても 時間が戻ることはないから」って。

愛着」(2025年)では、「私はまだ誰かの顔や匂いや態度を あなたに重ねてしまった」と。

忘れられないでいる人の面影を、まだ引きづっているような感情が伝わってきますね。誰だってそんな経験があるし、ほんとリアルですね。

「いいんですか?」という楽曲について

美味しそうな鶏のから揚げがテーブルに置いてある光景
©2025heartful life salon AI-generated image

原曲の背景と歌詞の意味は?

いいんですか?」はRADWIMPSの2006年作です。『RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜』に収録されている人気曲です。

この楽曲のタイトルは、何に対して「いいんですか?」と問いているのかなと気になりますよね。

それは、「こんなに人を好きになって、いいんですか?」という素直すぎるくらいな純粋な問いかけなんです。

その問いに対して、「いいんですよ いいんですよ」って、”間違ってないから信じて大丈夫だよ”とずーっと肯定してくれます。

不安な気持ちを吹き飛ばしてくれるようなポジティブワードが散りばめられているので、聴いているうちになんだか元気になっちゃいますね。

それに、鶏の唐揚げ、富良野、「北の国から」といった具体的なモチーフが登場しているので、すごく日常的というか歌詞の内容が想像しやすいです。

RADWIMPS×My Hair is Badの関係性

どんな関係性があるの?

椎木知仁さんはRADWIMPSへの深いリスペクトを公言している

2019年のNHK-FM「今日は一日”RADWIMPS”三昧」出演された際に、椎木さんは番組内でRADWIMPSの魅力を熱く語り、野田洋次郎さんの音楽への深い敬意を表されていました。

これは、椎木知仁さんと野田洋次郎さんとの音楽に通じるものがあるということなのかなと思います。

例えば、

野田洋次郎さんは、比喩や哲学的な表現で深い世界観を構築されています。

それに対して、

椎木知仁さんは、感情をそのまま描いたような直接的な歌詞が特徴的です。

お二人のアプローチこそ違いますが、どちらも”心の奥に刺さるような言葉”を生み出されている点において共通点があるかもしれません。

My Hair is Badによるカバーの魅力とは

バンド3人の影が並ぶシルエット
©2025heartful life salon AI-generated image

椎木知仁さんは、次のようにコメントされていました(要約しています)。

「『いいんですか?』という大切な楽曲を任せていただき、光栄でした。
この曲には、世界中の人それぞれの等身大の思い出が宿っていると思います。
その真ん中にある“愛”を大切にしながら、僕らなりの愛を込めてアレンジしました。
そして向き合って改めて、尊敬しました。」(引用元:音楽ナタリー

深い想いが伝わってくるようなコメントですね。

カバー曲の聴きどころは?

次の3点にまとめました。

  • 原曲の温かい雰囲気はそのまま大切にしている
  • 椎木さんの声の“ひりつく繊細さ”が加わっている
  • 新しい「いいんですか?」として生まれ変わっている

SNSの反応は?

「椎木の歌声が刺さる」

「マイヘアらしいアレンジが最高」

「愛が溢れてる」

とても好意的な反応が多く見られました。

このカバーが特別である理由

夕焼けの中のライブ会場
©2025heartful life salon AI-generated image

カバー曲「いいんですか?」は、椎木知仁さん(My Hair is Bad)が、RADWIMPSに寄せる強い敬意を織り込んだようなアレンジに仕上がっているので、とても特別感を感じます。

2006年にリリースされた名曲は、時を経て2025年にリスペクトと愛が溢れた新しい結晶となりました。

RADWIMPSのメジャーデビュー20周年を記念するにふさわしいカバー曲「いいんですか?」

2つのバンドが大切にしているテーマはどちらも”愛”

その2つの想いが継承される時、ただのトリビュートとは違う特別な価値観が生まれるような・・・ほんと最高ですね!

まとめ

今回は、My Hair is Badの魅力やRADWIMPSとの関わり、そしてカバーに込められた想いなどをみてきましたが、いかがでしたでしょうか?

My Hair is Badによる今回のカバーは、RADWIMPSへの深い敬意と、椎木知仁さんならではの熱い感情が重なり合った、とても誠実な一曲です。

原曲を愛する人はもちろん、マイヘアのファンにとっても、きっと新しい発見があるはず。

ぜひ、原曲と並べて聴いてみてくださいね。 そこには、世代や時間を超えて響き合う、音楽を通じた「愛の対話」を感じるのではと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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