こんにちは。
アニメを見ることは小さい頃から
大好きなのですが、アニメのエンディングテーマを
聞くことも大好きです。
好きなテレビアニメのランキングで最近よく
上位に表示される
「薬屋のひとりごと」はご存知ですか?
このアニメは、日向夏さんによる日本のライトノベルが原作で、
架空の中華風帝国を舞台にしたミステリー、
ファンタジー、ラブコメディ小説ですよ。
今回は、「薬屋のひとりごと」のエンディングテーマ
アイナ・ジ・エンドさんが歌う
「アイコトバ」について詳しくみていきたいと思います。
まずその前に「薬屋のひとりごと」のアニメの内容について
まとめてみますね。
「薬屋のひとりごと」のアニメって?
主人公の猫猫(マオマオ)は、
花街で薬師として働いていましたが、後宮に下女として売られてしまいます。後宮で起こる様々な事件の謎を、彼女の薬学の専門知識を使って解いていきます。
アニメは2023年10月22日から放送が開始され、TOHO animationとSTUDIO OLMがアニメーション制作を担当しています。キャラクターデザインは中谷友紀子、音楽は神前暁、ケビン・ペンキン、桶狭間ありさが担当していて、BS日テレなどで放送されています。
猫猫の声を演じるのは悠木碧、美形の宦官・壬氏の声を大塚剛央が担当しています。このアニメは、毒と薬に執着する猫猫が、後宮内で巻き起こる噂や事件に巻き込まれながらも、その知識と才能で問題を解決していく様子を描いています。
猫猫は17歳なんですが、大人よりも沈着冷静で、
声がなんとも個性的で役柄にぴったりです。
アニメの中での猫猫と宦官・壬氏のやり取りが
面白くていつもクスって笑ってしまいます。
この2人の関係がどうなっていくのかも気になるところですね。
アイナ・ジ・エンドさんって?
「薬屋のひとりごと」のエンディングテーマ「アイコトバ」を
歌っているのは、アイナ・ジ・エンドさんです。
アイナ・ジ・エンドさんは、元BiSHのメンバーで
デビュー当時から振り付けを担当されていました。
また、彼女はハスキーボイスが特徴です。
手術(整体結節)の際に、彼女の魅力である
ハスキーボイスさを残すために完全には切除しないで
一部残しているそうですよ。
アイナ・ジ・エンドさんは来週2023年12月16日(土)18:00〜18:30の
「MUSIC FAIR」に出演されるそうです。
「アイコトバ」今から楽しみです
追記:昨日、「MUSIC FAIR」見ました〜アイナさんが「アイコトバ」を歌う時は、白の綺麗なワンピース(!?ドレスかな)を着て歌われていました。時間の関係上、「アイコトバ」の1番と「何段か上がった所で〜」からのフレーズのとこからでしたが、アイナさんの歌魂を感じました
録画したので、何回も見ようと思います。
また、夏木マリさんとのコラボも、すっごくカッコ良かったです
夏木マリさんが、アイナさんのライブ行かれた時のことを話されていたのですが、すごく良かったと熱弁されていましたよ。
「薬屋のひとりごと」エンディングテーマの作詞作曲は誰がしたの?
エンディングテーマの「アイコトバ」は、
石崎ひゅーいさんが作詞作曲されています。
石崎ひゅーいさんが気になるので
少しまとめてみますね。
彼は、1984年3月7日生まれの日本の男性シンガーソングライターで、俳優としても活動しています。茨城県水戸市出身で、エピックレコードジャパンに所属しており、本名も石崎ひゅーいだそうですよ。
彼の音楽キャリアは、中学3年生の時に友人に誘われて結成したバンド「mighty duck」でボーカルを担当することから始まりました。その後、和光大学1年生の時にmighty duckを解散し、2004年にロックバンド「astrcoast」を結成しました。2010年にバンドを解散し、ソロ活動を開始しました。
2012年7月25日には、エピックレコードジャパンからミニアルバム「第三惑星交響曲」をリリースし、メジャーデビューを果たしました。彼の音楽は、生々しく感情を歌い上げるボーカルと、リアルな日常とファンタジックな想像が合わさった楽曲が特徴です。
また、俳優としても活躍しており、2016年には映画『アズミ・ハルコは行方不明』で主演の蒼井優の相手役として映画デビューを果たしました。さらに、テレビドラマや舞台にも出演しています。
前置きが長くなりましたが・・・
次の章で、「アイコトバ」を詳しく考察してみますね。
アイナ・ジ・エンドさんの「アイコトバ」の歌詞を詳しく!
※ここからはオリジナルの歌詞の解釈になります。
歌詞の意味は、主人公は表面的な優しさではなくて、
本当の温もりを求めているけど、そのような身勝手な理想を持つことに対して言葉にできずにいる心情を表しているのかなと感じました。
本当は、深い感情や真実の愛を望んでいるんだけど、それを実現することの難しさや、その願いが自己中心的であるかもしれないという葛藤を抱えている感じが伝わってきます。
この歌詞は、まるで人間の複雑な感情や内面の葛藤を美しく表現しているようですね。
「身勝手な理想」っていうのは私もよくしてしまうのですが、物事を自分にとって都合のいいように考えてしまいがちです。
でも、相手にとってはどうなのかなと思った時に、
口にしていいものかどうか悩みます。
この部分の歌詞は、過去の思い出や感情を表現しています。
「キンモクセイ」は、秋になると甘い香りを放つ植物で、日本では秋の訪れを感じさせる象徴的な存在です。
キンモクセイの香り、すごくいい香りですよね。
ほんと大好きです!
歌詞の中で「キンモクセイ」と「黄昏れ色も香る街」というフレーズが、並列に出てきていますので、これは秋の夕暮れ時の情景を描いていると考えられます。
そして、「笑っていたんだよな」というフレーズは、その時の幸せな記憶や温かい感情を振り返っている様子が感じられますね。
香りっていうのは言葉を覚えるよりも鮮明に記憶に残ることが多いです。その香りから、その時の情景からその時の気持ちまで思い出すことってあるなあってつくづく思います。
「胸が切なくて 涙が溢れて」というフレーズは、心の痛みや悲しみが強く感じられる瞬間を描いていて、「あの日のそばにあかりを見つけて 甘えていたんだな」という部分は、過去の安心感や慰めを求めていたことを振り返っています。
何か苦しくて悲しい出来事があって、涙が出るくらい耐え難いことだったのかな。
だけどすぐそばに、その悲しい状況を守ってくれるような存在がいたから
自分では解決しようとしなくて甘えていたように感じます。
「風がうるさくて耳をふさいでいた」という表現は、外の世界から自分を守ろうとする心理状態を示していて、「そんなわたしから卒業しなくちゃ」という言葉は、過去の自分を乗り越え、新しい自分に成長する決意を表しているようですね。
※「ふさいでいた」ってとこの音程は、かなりの高音ですよー
私も練習してみたのですが、何回かに一回ぐらいしか出ませんでした(笑)
このフレーズでは、大切な人からのアドバイスや励ましを受け入れようとせず、時には耳に痛いことを言ってくれる人のことに対して心を閉ざしていたって意味なのかなと感じました。
最後の「愛の言葉につまずいてでも」という部分は、愛に関する困難や障害があっても、それを乗り越えて前に進む強さと決意を示しています。
嫌な自分から卒業して、前に進みたいって気持ちが伝わってきますね。
私も、自分の嫌なところ、変えたいと思っているところがたくさんあって、その部分をわかっているから余計にそこを指摘されると耳をふさぎたくなる時があります。
でも、そんな小さな自分から卒業しなくちゃいけないんだなって、
この歌詞は教えてくれます。
この歌詞の部分は、自己欺瞞(ぎまん)や他者からの慰め(なぐさめ)を求める心理を描いています。
自己欺瞞(ぎまん)っていうのは、自分の本当の心や気持ちに対して、反対だったり嘘をついていたりしているのを自分で知っているのに、そんな自分に対して都合よく正当化しているって感じです。
「昔からずるがしこくって」というフレーズは、自分自身に正直でないことや、計算高い行動を指している気がします。でも、この歌の主人公は、自分の性格をちゃんと分析してるから、自分の嫌なとこをわかっているんですね。
「ベッドの隅っこでテディベアになって」という表現は、無防備で愛されたいという願望を示していて、「誰かに抱きしめてもらうため」という部分は、他者からの愛情や慰めを求めている心情を表しています。
ここの部分の表現がすごいなって思います。
さすがひゅーいさん!!
ひゅーいさんの感性が光るフレーズですね
それと、「テディベアに」の後に、少しブレスが入るのがとてもおしゃれです。でも、実際ブレスをされているのは、「なって」の後のように聞こえます。でも、その間の数秒の無音がとても素敵です。
それからまだあります(笑)
⭐️「誰かに抱きしめてもらうため」の”もらうため”から、次のフレーズの「いつも」に移行するときのアイナさんの歌い方が、とっても素敵です。アイナ節とでも言いたいくらい、アイナさんならではの歌い口調で、かっこいいですよー
是非注目して聴いてみてくださいね!
「いつも可哀想なフリして窓からそれを見てたの」という言葉は、自分を犠牲者のように見せかけて、同情を引こうとする様子を描写しています。
最初の方に出てきた、「甘えていたんだな」って言葉につながる主人公の弱い部分とオーバーラップします。
この歌詞の部分は、自分の弱さや欠点を認め、他者からの注意や愛情を引き出そうとする複雑な心理を表現しているのかなと思います。
「ブリキの星と隠れんぼ」というフレーズは、たぶん幼い頃の遊びや純粋な夢を象徴しているのかな。それから「たった一つに出会うことを願っていたんだから」という部分は、何か特別なものや人との出会いを心から望んでいたことを示しています。
世間知らずでまだ世の中の不条理さを知らなくて、誰も疑わないような純粋な心を持っていた頃なんじゃないかなと想像しています。
それから、
「ブリキ」の”ブ”のところの、アイナさんの歌い出しがとっても好きです。
幼い頃か成人する前なのかわかりませんが、
おもちゃや遊んでいる情景が思い浮かぶような発音をされていているところは、天性の才能を感じます✨
”ブ”の発音だけで、こんなにも子どもの頃を想像させてくれるように感じるのは、本当にすごいことだなあって思います。
遠い昔の幼かった頃は
きっと、自分にとっての王子様と出会えることを夢見ていたのかもしれないですね。
ここの歌詞の部分は、過去に抱いていた純粋な願いや夢を思い出し、それが今も心の中に生きていることを歌っていると解釈できます。
「熟した果実が夜をつかむとき」というフレーズは、成熟した果実が重さで枝を下に引っ張り、まるで夜を掴むかのように見える情景を描いていて、比喩的に人生の成熟や成功の瞬間を表しているのかなと思います。
それとも魅力的な女性になった時という意味かもしれないですね。
「こんなわたしでもたどり着けるのかな?」という部分は、自分にもそのような成熟や成功が訪れるのかという疑問や期待を示しています。
”こんなわたしでも”っていうのは、あまり自信が持てない気持ちが表現されていますね。
誰かにいつも甘えていたり、ずる賢い嫌なわたしでも、もしそんな自分から卒業したら、幸せになれるのかなって言ってるみたいです。
「誰もがうらやむ愛の所」という言葉は、多くの人が羨むような素晴らしい愛を見つけることができるのかという希望を込めているように感じます。
この歌詞の部分は、人生の成熟や愛を見つけることへの願いと、それに向かって進む決意を美しく表現しているのかな。
この歌詞は、人生の挑戦と成長、そして別れの感情を表現しています。
「何段か上がって そして何段か下がった所で」というフレーズは、人生の起伏や困難を乗り越えてきた経験を示していて、「頑張ってもう少しだよって声」という部分は、励ましや支えがあったことを表しています。
「毒にでも 薬にでもなって 光にでも影にでもなって わたしを動かすの」という言葉は、良いことも悪いことも、すべてが自分を成長させる要因になるという意味を持っています。
そして、「行かなきゃいけないの 手をふるあなたが どんなに小さくなっても」という部分は、別れの時が来ても、その人が遠くに行ってしまっても、その存在が自分にとって大切であることを伝えています。
ここのフレーズから、この歌の主人公の強い気持ちが伝わってきますね。
全体として、この歌詞は、人生の中で経験する様々な出来事が自分を形作り、前に進む力になるというメッセージを込められているようです。
この歌詞の部分は、愛情と成長、そしてコミュニケーションの重要性を表現しています。
「胸に愛しさを 手には優しさを」というフレーズは、心の中に愛を持ち、行動で優しさを示すことの大切さを伝えています。
「あなたのためにあかりを探すの 笑ってほしいから」という部分は、愛する人の幸せを願い、そのために努力する姿勢を示しています。
自分の愛する人がいつでも笑顔でいてほしいって思います。
今、ドラマ「たとえあなたを忘れても」を毎週見てるんですが、
アイナさんの「アイコトバ」を聞きながら、このドラマの
ことを思い出していましたよ。(2023年12月現在)
このドラマの主人公が好きになった彼は、
記憶障害を持っていて大好きな彼女も彼女との思い出も忘れてしまいます。
彼女にとっては、とても耐え難いことだったので、
自分の写真を見せたり、2人の楽しかった思い出を彼に聞かせようとします。
でも、それが結局は彼を苦しめることにつながってしまって、
彼女はその苦しさから逃れたいって葛藤するシーンが、
「アイコトバ」の歌詞にある、
「誰かに抱きしめてもらうため
可哀想なフリをして」
という歌詞の意味にも通じるのかなと勝手に思ってしまいました。
ドラマ中盤までは、
「どうしてわたしのことを忘れてしまうの?」
「なんて私は可哀想なの」と
悲劇のヒロインのような気持ちを抱えながら彼女は生活しているような印象を受けました。
でも本当に苦しいのは、自分が何者か分からなくなってしまう「彼」本人かもしれないです。
このドラマの内容が、すべての生活には当てはまらないと思いますが、
「あなたのためにあかりを探すの 笑ってほしいから」
って気持ちが大切かなって感じます。
もちろん、自分自身が幸せになることが大前提ですが、自分を満足させようとして、自分の都合を優先させてばかりじゃなくて、大切な人が笑顔で幸せになってほしいって、相手を想う気持ちが大事にしなくちゃいけないですね。
※「たとえあなたを忘れても」のドラマのヒロインも後半では、たとえあなたが私のことを忘れてしまっても、私はずっとあなたのそばにいるからって気持ちが伝わってきたので、余計胸が苦しくなったのを覚えています。
この「胸に愛しさを 手には優しさを」のブロックに
入る前に、全休符(4分休符が4つの長さ)ぐらいの
休みがあります。
この休符がとても効果的で、
こちら聴く側も心が無になって、この歌詞の中で最後に一番聞いてほしいことなんだって、心の中にストンと入ってきますよ。
それと、「胸に愛しさを」を歌い出す直前にブレスするのですが、それがとっても色っぽいです。
ぜひ、こちらも注目して聴いてみてくださいね!
アイナさんが最後とても心を込めて歌われているのが伝わってきます。先ほども言いましたが、本当に天性の才能があり歌うテクニックもさることながら、アイナさんの熱い魂の叫び(この表現がぴったりかな
)が聞き手のハートを揺さぶるような迫力がありますね。「風がうるさくて 耳をふさいでいた」という表現は、過去には自分を守るために外の世界から閉ざしていたことを示し、「そんなわたしから卒業しなくちゃ」という言葉は、過去の自分を乗り越え、成長する決意を表しています。
最後の「愛の言葉が聞こえ、聞こえますか?」という問いかけは、愛のメッセージを受けとってほしい、そして同じ気持ちでいてほしいって願いにも似た気持ちの表現じゃないかなと思いました。
この歌詞は、愛と成長を通じて、人との繋がりやコミュニケーションの大切さを歌っていると解釈できます。
まとめ
今回、「薬屋のひとりごと」エンディングテーマ・・・「アイコトバ」の歌詞の意味を詳しく考察してみました。
いかがだったでしょうか?
きっと様々な解釈があるのかなと思います。
意味を感じならが歌ってみるものいいですね。
「アイコトバ」
また一つ大好きな曲が増えました。
アイナさんのように上手には歌えませんが、
また家で練習しようと思います
最後までお読みいただきありがとうございました!