こんにちは。
もうすぐ芸歴30年になる神木隆之介さん(2024年12月)が、つらい時にずっと聴いていた(もちろん今も)曲、Mrs.GREENAPPLEが歌う「ケセラセラ」。先日の音楽番組(「この歌詞が刺さった!グッとフレーズ第14弾歌詞特化型音楽番組‼」TBS12月22日放送)で、神木隆之介さんを支えてくれた名曲として紹介されていました。
NHK連続テレビ小説「らんまん」撮影時、ゴールの見えない撮影に心が折れそうになったそうです。「本当に終わるのか?」と不安になり、これ以上頑張れないと落ち込んだ時にMrs.GREEN APPLEが歌う「ケセラセラ」に出会いました。
神木隆之介さんがインタビューで、「ケセラセラ」を「頑張りたくないときに、そっと背中をさっすてくれて後押ししてくれる曲」と紹介されていました。
今回は、Mrs.GREEN APPLEが歌う「ケセラセラ」の歌詞を詳しくみていきますね。
NHK連続テレビ小説「らんまん」のあらすじ
NHK連続テレビ小説「らんまん」は、植物学者・牧野富太郎をモデルにした感動的な物語でした。ドラマでは明治時代の日本を舞台に、主人公の槙野万太郎(演:神木隆之介さん)が植物学に情熱を注ぎ、数々の困難を乗り越えながら成長していく姿を描いています。
名家の跡取りである万太郎(演:神木隆之介さん)は幼少期から植物に強い興味を持ち、勉学に励みます。やがて植物学者としての道へ。
彼は多くの人々と出会い、友情や愛情を育みながら、自身の夢を追い求めますが、時代の変化や社会の壁に直面し、何度も挫折を経験します。それでも、万太郎は諦めずに前進し続け、最終的には日本の植物学の発展に大きく貢献していく・・・
妻役は浜辺美波さんでしたよー
Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」歌詞を詳しく!
ここから歌詞の意味をみていきますね。
※個人的な感想をもとに歌詞を考察しています。もしかしたら「そこちょっと違うかも」と思われるかもしれませんが、「そんな考えもあるのかな」と思っていただけると嬉しいです。
「ケセラセラ(Que Sera, Sera)」は、スペイン語のフレーズで、「なるようになる」という意味。
「限界?上等。やってやろうか。」
生きている間には、「もうこれ以上無理なんじゃないかな」と思ってしまうことはたくさんあります。メンタル的にだったり、肉体的にだったり・・・
心の中で、「もう限界なのかな。いやいや、たいしたことない。やってやるよ」と、徐々に気持ちが前向きになる様子が、このフレーズから受け取れます。
受けて立つ‼みたいな感じかな。
「ここを乗り越えたら
楽になるしかない」
そうなんですよね・・・限界に差し掛かった時が一番苦しいけど、それを乗り越えられたらきっと楽になる! そう思いながら、もう一歩頑張ってみたくなるフレーズです。
「ケセラセラ」のMVには、現実に向き合って一生懸命に生きている人たちがたくさん登場しています。
例えば、教室で孤独を感じている高校生や思うように育児が出来なくてストレスを感じているママ、タクシードライバーなど。「胸のズキズキ」を、ひとりで抱え込んでしまう。
そんな時に、誰からの優しい気持ちに触れることが出来たら、きっと心の痛みが半減するのかな。
この歌詞のパートで、自分の生活と照らし合わせて「そうだよね」と思えるところがあります。
それは次のフレーズ。
「また諦める理由を探すけど」
行き詰った時やうまくいかないときは、どうしても諦める理由を探してしまいます。
・夢と現実は違うんだから
・ここまでやったからもういいかな
・これ以上やると体がもたない
・私には無理だったみたい
最初始める時は、うまくいってる自分の姿しか見えてこないのですが、途中から「あれっ?こんなはずじゃないのに・・・」って。
だから、このフレーズはすごく胸に響きます。
私を愛せるのは私だけ。
生まれ変わるなら?
「また私だね。」
最強のポジティブフレーズ。
私が私の最大の味方。
こんな風に自分に言って上げれるように、生きていきたいですね。
私も経験あるのですが、中学生の時友だちのグループからはじかれたことがあって、すごくつらかったことを覚えています。毎日が苦痛で学校行きたくなかったですね。
どうやって乗り越えたのかと思い出すと、やっぱり家族の存在が大きかったです。
大人になってからは、次のフレーズがすごーく共感できます。
「繋がりは消えるわけじゃない
たまにがいい たまにでいい
ちゃんと大切だと思えるから」
社会人になって一人暮らしのときは、毎日心配して連絡くれなくてもいいのに、なんて思ったり。ほんと身勝手ですよね。
「ツアラトゥストラ」ってどんな意味なの?
「ツアラトゥストラ」とは、古代ペルシアの宗教指導者であるゾロアスター(ザラスシュトラ)のドイツ語読みです。哲学者フリードリヒ・ニーチェの著作「ツァラトゥストラはこう語った(Also sprach Zarathustra)」で有名です。この著作は、1883年から1885年にかけて発表され、ニーチェの後期思想を代表する作品です。この本は、ツァラトゥストラという人物が主人公で、彼が山から下りてきて人々に自身の思想を伝えるという形式で書かれています。ニーチェはこの作品を通じて、「超人」や「永遠回帰」などの概念を展開し、従来の道徳や宗教に対する批判を行っています。
聞き覚えのない難しいワードですが・・・。
大人になると責任が問われたり、家族や生活を守るためにつらい仕事もやらなくちゃいけない。いつまでも子どもでいれたらいいのに。
「大人になんかんるもんじゃないぞ
ツアラトウストラ」
このフレーズは、有名な本の主人公が後世に伝えたい格言のようで、ありがたい言葉に聞こえますね!
「勝てなくたっていい
負けない強さを持ちたい
そうさAll right All right
乗り切ってみせる」
誰かと自分を比べて、その人に勝ちたいとか思わなくていいんだよ。
何か大変な状況になったときに、弱くなってしまいそうになる自分に負けないことが大切・・・このフレーズが教えてくれている気がします。
そして、大丈夫大丈夫と背中をそっと擦ってくれます。
「ケセラセラ」のMVの中で、思い通りにいかない育児で疲れてるママに、パパがお土産を買ってきてくれたシーン。
「今日はちょとだけご褒美を
笑える日は来るから。」
ママの何とも言えない嬉しそうな笑顔、すごく素敵でした。ほんの少しでいいから、「お疲れさま」という労い(ねぎら)いの気持ちが救いになりますね。
『バイバイ無頓着な愛の日々
ファンファーレ喜劇的な「つづきから」』
もし、自分の本当の気持ちを大切な人に伝えなかったり、困っている人に手を差し伸べずにいたとしたら、そんな自分から卒業しよう。
さあ、ここから楽しく始めよう・・・。
大人になることは大変なことも増えるけど、
「ケセラセラ」
なんとかなるもんさ。
こう唱えながら、嫌なこと辛いことを一緒に乗り越えていけるといいですね!
まとめ
今回は、Mrs. GREEN APPLEが歌う「ケセラセラ」の歌詞を詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
神木隆之介さんがおっしゃる通り、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」の曲に沢山助けてもらっています。今では、Mrs. GREEN APPLEの曲を聴かない日はないくらい、私の日常にもすっかり溶け込んでいますよ。
自分に寄り添ってくれるような曲に出会えて、幸せだなあと思います。
また一度、聴いてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
スポンサーリンク