こんにちは。
楽しみにしていたomoinotakeの最新曲(2024年5月現在)
「蕾」(つぼみ)
が、5月5日にリリースされました。
「蕾」アニメ描き下ろしジャケットSGが6月12日発売が予定されています。
また、「蕾」はTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディングテーマで、アニメの世界観を盛り上げています。
先日CDTVライブ!ライブ!に出演されてるのを聴いたのですが、
「幾億光年」と同じくらいとても素敵な曲でしたよ。
『僕のヒーローアカデミア』は、読売テレビ・日本テレビ系毎週土曜日17:30から放送されています。
このアニメは、超常能力「個性」を持つ人々が当たり前の世界を舞台にした物語です。この世界では、個性を使ってヒーローたちが犯罪に立ち向かう姿が描かれています。
今回は、視聴者に感動と勇気を与えるアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディング「蕾」の歌詞についてみていこうと思います。
『僕のヒーローアカデミア』のあらすじって?
主人公の緑谷出久(みどりや いずく)(ヒーローネームはデク)は、無個性であるにも関わらず、ヒーローになることを夢見ている中学生です。
ある日、彼はヴィラン(※1)に襲われた際に、自分の憧れのヒーローであるオールマイトに救われます。オールマイト(※2)は出久の勇気ある行動を見て、彼にヒーローの資質があると認め、「ワン・フォー・オール」という強力な個性を彼に継承します。
「ワン・フォー・オール」を授けられた出久は、国内で最難関とされる雄英高校ヒーロー科の入学試験に挑みます。
そこで彼は、他の個性を持つ生徒たちと共に、ヒーローとしての技術を磨きながら、さまざまな試練に立ち向かっていくという内容になっています。
アニメでは、出久と彼のクラスメイトたちの成長、戦い、友情を描いていて、視聴者に勇気と感動を与えるストーリーが展開されていますよ。
現在7期が放送されていますが、シリーズは非常に人気が、多くのファンに支持されている作品です。興味を持たれた方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
主にヒーローたちの敵対者であり、個性を使って様々な犯罪を行うキャラクターのことを指します。物語の中で、ヴィランたちはヒーロー社会に挑戦し、時には大きな脅威となります。
特に注目されるのは「ヴィラン連合」と呼ばれる組織で、死柄木弔をリーダーとして、黒霧、荼毘、トガヒミコなどの個性豊かなメンバーがいます。彼らは異能解放軍とも関わりがあり、ヒーローたちとの激しい戦いを繰り広げています。
また、ヴィランたちは単なる悪役ではなく、彼らのバックストーリーや個性が丁寧に描かれているため、敵でありながらもファンからの人気が高いキャラクターも多く存在しますよ。
オールマイトは、作中で最も強力なヒーローとして知られています。本名は八木俊典(やぎ としのり)で、彼の個性は「ワン・フォー・オール」と呼ばれるものです。この個性により、彼は自身の身体を強化し、圧倒的な力を発揮することができます。
オールマイトは「平和の象徴」として人々に希望を与え、ヴィラン(敵)の活動を抑制する存在として描かれています。彼のヒーローとしての姿勢や、明るく力強いキャラクターは多くの人々、特に主人公の緑谷出久(デク)に大きな影響を与えています。また、彼の決めセリフ「私が来た!」は、正義と希望の象徴になっていますよ。
『僕のヒーローアカデミア』の公式サイトはこちら↓
omoinotakeが歌う「蕾」の歌詞を詳しく!(TVアニメのネタバレを含みます)
ここから歌詞の意味を見ていきますね。
⭐️TVアニメ「僕のヒーローアカデミア」第3話(通算141話) から考察します。
(蕾がついているイメージ)
「擦れ違ってもがいて
わかりあえず痛くて」
MVの登場人物の2人は、アニメ「僕のヒーロアカデミア」の中の主人公・緑谷出久(デク)と彼の幼なじみの爆豪勝己(かっちゃん)のような気がします。
「やれば何でも出来てしまう」かっちゃんに対して、無個性だった時から相手に対して気遣いができるようなデク。
いつも見下してきたデクと雄英高校で同じクラスなって、いい気がしないかっちゃん。
初めての期末試験(第34話)で
「借りるくらいなら負けたほうがマシだ」
”デクの手助けを借りるくらいなら負けるほうがよっぽどいい”
っていうくらい、プライドが高くて対等な立場では
いたくない気持ちが伝わってきます。
⭐️このフレーズは、デクとかっちゃんの関係性を歌っているかもしれませんが、ただ第7期のエンディングテーマなので、現在放送されているアニメの内容に照らし合わせて、歌詞の意味を考えてみようかなと思いました。
なので、どちらかというとMVの映像から想像して想いを馳せるというよりも、アニメの内容と「蕾」の歌詞を関連づけて考えてみますね。
もし、このようなポイントから「わかりあえず痛くて」が誰と誰のことかなと想像すると、
デク(緑谷出久)と青山優雅との関係に当てはまるかもと思いました。
「蕾」の歌詞の根底にある想いのようなフレーズ
「「それでも」って叫ぶ
蕾のような僕の願い
それだけは決して
枯らさないように」
これはデクの気持ちを表しているよう。
「蕾」の楽曲が、サビの部分から始まっているので、
この信念にも似た気持ちを強調したいんだって感じました。
さらに、
「〇〇ように」という表現は、お願い事をするときによく使います。
たとえば、
・入試に合格しますように
・健康で過ごせますように
・友達と仲直りできますように
・ライブのチケットがゲットできますように
(アニメの内容とは全然違う例えですみません
)心からのお願い・・・それは、
「まるで蕾のように小さな望みかもしれないけれど、わかりあえるようになりたい」
というデクの想いを代弁しているようなフレーズですね。
森の中での青山優雅とその両親の会話から、
青山がヴィラン(敵)への内通者であったと判明しました。
なぜなの?と思いましたが、
個性を持たず生まれてきた優雅のために、
両親がオールフォーワン(悪の帝王)から個性を
息子に授けてもらった経緯があったからだったんですね。
「せめて君が
泣き止むまで
傘を握らせて」
青山優雅は、結果的にはみんなを裏切っていたことになりますが、
TVアニメ第3話で今までのことを語った時の彼の涙は、
両親と友達との間での激しい葛藤を物語っています。
このフレーズは、
今の段階ではデクたちはどうすることもできないけど、
せめて見守らせてと言ってると思えてなりませんでした。
必ず、青山くんは戻ってくると信じて・・・
(手を差し伸ばすイメージ)」
「震えた声で
「守りたい」と言った
そんな僕を見て
少し君が笑う」
このフレーズは、
自分の想いが相手に伝わった瞬間を歌っているようですね。
デクが、青山優雅(輝きヒーロー)に対して
「君はまだヒーローになれる!」(TVアニメ第3・4話)
と言ったデクの言葉。
この言葉、青山くんの心に伝わるといいな。
緑谷出久(デク)と青山優雅との関係を少しまとめると
①クラスメイトとしての関係:・・・デクと青山は共に雄英高校のヒーロー科1年A組に所属しているクラスメイトです。初めはそれほど親しくありませんでしたが、共に困難を乗り越える中で次第に友情が芽生えました。
②青山の秘密と裏切り:・・・物語が進む中で、青山がヴィラン連合の内通者であることが明らかになります。彼はオール・フォー・ワンに従っており、デクに対してもスパイとしての役割を果たしていました。この裏切りはデクにとってショックな出来事でしたが、青山の苦悩や葛藤も描かれています 。
③友情の回復と成長:・・・青山が内通者であることが明かされた後も、デクは彼を完全に見放すことなく、理解しようと努力します。
「差し伸ばす手
握ってくれないか」
デクやクラスメートのみんなも
青山くんに何かできないかと悩みます。
担任の相澤先生は、青山優雅に対して
「決して除籍することはしない」と断言していました。
先生が青山くんに救いの手を差し伸べてくれていますね。
(宇宙の起源のイメージ)
原作「僕のヒーローアカデミア」の第1巻のタイトルは、
”緑谷出久・オリジン”ですが、
この内容は、緑谷出久がヒーローへの道を
歩み始める物語のスタートであり、
彼の成長の「オリジン」(原点)が描かれています。
また、この歌詞は、困難や挑戦に直面しても、
大切な人の笑顔があれば乗り越えられる
という希望を込めているとも受け取れます。
(心が葛藤しているイメージ)
「余計なお世話はヒーローの本質」
「葉隠さんが見つけてくれなかったら、何を考えて教室にいたの」
「騙されていただけだよね」
「まだ終わってねーんだよ」
みんなの心がぶつかり合います。
・葉隠さんって?
葉隠透(はがくれとおる)は、雄英高校ヒーロー科1年A組の女子生徒です。彼女の個性は「透明化」で、そのため常に身体が透明状態にあり、他人からは姿を認識されません。明るくノリが良い性格で、クラスメートとの交流も活発です。
葉隠は、透明化の個性を活かしてステルスミッションを得意とし、ヒーローコスチュームは手袋とブーツのみで、必要に応じて完全な全裸で活動することもあります。この個性は、偵察や戦闘においても有効で、彼女の動きは読みにくいため、敵にとっては予測が難しい存在です。
『「それでも」って叫ぶ
蕾のような僕の願い
それだけは決して
枯らさないように』
みんなの願いは、
「信じてる、必ず青山くんは戻ってくる」
”この願いだけは、無くしたくない”
本当にそうですね。
TVアニメ第4話では、担任の相澤先生からデクに対して
「何か具体策があるのか?」と聞かれますが、
「いえ、それは・・・」デクは答えられませんでした。
このシーンが、
「頼りないよね〜」からのフレーズに
ぴったり当てはまるって感じました。
「戯けてばかり
いてくれた君が
抱えてた痛み
気づけないでいたね」
このフレーズは、
青山くんが抱えていた悩みや心の痛みを
今まで気づけないでいたって悔やんでいる様子が伝わってきます。
青山くんは、金髪で青い目でクラスでも目立つ存在です。
彼の個性は「ネビルレーザー」で、
へそから強力なレーザーを発射することができます。
ただ、長時間使うとお腹が痛くなるデメリットがあって、
自分には合わないと思っていました。
それに、青山くんに手を差し伸べた存在、
オールフォーワン(悪の帝王)から心を支配されていましたが、
本当は怖くて怖くて仕方がなかった。
そんな彼の苦しみに気づけないでいたことを、このフレーズは表しています。
1年A組の担任相澤先生の言葉が胸に染みます。
青山くんに、
「恐怖という種を植え付けてしまった。植え付けられた恐怖を、無理に引き離す。戦え!」
「友と歩め。あいつらといたら大丈夫だ」
青山くんは、恐怖という種を植え付けられてしまったけど、
クラスメートのみんなは青山くんから温もりをもらったんだよと
このフレーズから感じられました。
「君とじゃなきゃ
咲けないこの花の」
だからこそ、
君が大切な存在なんだよ。
それぞれ違った個性を持ち、「違う心」で生きているクラスメートたち。
この最後のフレーズでは、
一人ひとりは違っても、君が苦しんでいるときには
寄り添って同苦したい気持ちで溢れています。
「並び咲く 未来
その花は
決して今を
諦めない僕の蕾」
それぞれが主役だし、誰一人としてかけてはならない存在。
そんな未来を作るために勝利したい。
どんなことがあっても信じ抜く大切さを教えてくれるような素敵な歌詞ですね!
まとめ
今回は、、視聴者に感動と勇気を与えるアニメ『僕のヒーローアカデミア』のエンディング「蕾」の歌詞をみてきましたが、いかがだったでしょうか?
『僕のヒーローアカデミア』は、個性と呼ばれる超能力を持つ人々が普通に存在する世界を舞台にしたアニメです。
友情、努力、勝利をキーワードに、出久と彼のクラスメイトたちがヒーローとして成長していく姿を描いており、視聴者に感動と勇気を与える作品です。
毎回、登場人物の一言ひとことが胸を揺さぶって、私も頑張らなくっちゃと思えてきます。
心の中が感動で溢れそうになってるときに流れてくるエンディングテーマ「蕾」
歌詞といい、メロディーラインといいヒロアカにぴったりですね。
ぜひ、一度聴いてみてくださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!
⭐️omoinotakeが歌う「幾億光年」も素敵な曲ですよー