手術を受けるまで、そしてその後|直腸がん手術を経験して思うこと

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2019年に直腸の手術をして、もう8年がたちます。

今、「手術をしたほうがいいかな?」「やっぱり手術はしたくないな・・・」と悩んでる方もいらっしゃるかなと思いますが、そんな時に、手術の経験のお話やお役に立てるような情報をまとめてみました。この記事が何かの参考になれば嬉しいです。

私が受けた直腸がんの1回目の手術は、内視鏡手術で悪性腫瘍(癌細胞)を切除したのですが、まだ皮膚組織に細胞が残っているかもしれないということで、すぐ2ヶ月後に2度目の手術をしました。

手術のイメージ画像

2回目の手術というのは、内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」で行いました。

その時初めて聞く名前でしたが、入院した病院に偶然にもロボット手術の名医と呼ばれる先生がいらっしゃたので、受けることにしました。

その先生が名医と知ったのは、一番最初に診察してもらった消化器系内科の先生が、

「もし自分が病気になって手術をしてもらうとしたら、絶対〇〇先生にしてもらいます!」と、かなり強く押されてたからです。

現役の先生が、そこまで確信持って言われるんだったら間違い無いかなと思い、ロボット手術に同意しました。

目次

日本ロボット外科学会発表の

ためらいがないと言ったら嘘になるけど・・・

手術をすすめられた当時の私は、すぐに決断することができませんでした。
「ほかに何か方法はないのだろうか」と考え、食事のことを調べたり、さまざまな情報を探したりもしました。

今振り返ると、手術への怖さや不安から、少しでも別の方法を見つけたいという気持ちが強かったのだと思います。

ただ、治療方法は病気の状態や体の状態によって一人ひとり異なります。最終的には、主治医から自分の状態や治療について説明を受け、疑問や不安について何度も相談しながら、私は手術を受けることを決めました。

この記事で書いているのは、あくまで私自身の経験です。治療について迷っている場合は、担当の医師に相談し、必要であれば別の医師の意見を聞くなど、納得できるまで情報を確認することが大切だと、今は感じています。

人間の直腸の長さは、長くて約20cm(人によって個人差がありますが)で、私の場合は約18㎝(ほぼ直腸がなくなりました)切りました。

手術前、ストーマになる可能性が高いと説明されました

私の直腸にできた腫瘍の位置が肛門の方に近かったため、主治医からは何度もストーマを勧められました。

何度も先生や看護師さんと話を重ねましたが、どうしても承諾できずにいました。

これは手術後の生活を大きく変えることになるのはわかってましたし、

様々な制約が出てくることになると考えるとどうしても、「はい、わかりました」とは言えませんでした。

肛門の機能を残すか残さないかは、私にとってあまりにも大きな決断です。

ストーマの種類は Dear Care 様のサイトが詳しいのでリンク貼っておきます。

入院している女性

     どうしよう・・・

手術の前日決断しました

悩んで悩んで、手術の前日の主治医に伝えました。

「先生に全てお任せします!」

「最善を尽くします」

手術当日!

手術室

生まれて初めての大きな手術

医療系のドラマで観ていた通り、全身麻酔されると10秒以内で意識がなくなりました。

プライベートではよく海外の医療系ドラマを見ていました。

・レジデント 型破りな天才研修医

・グレイス・アナトミー

・ドクターハウス

   ・・・

例をあげればキリがありませんが…笑

今まで他人事として観ていたのが当事者になるとは夢にも思いませんでした。

5時間!

これは、手術にかかった時間です。

長いような短いような・・・

夢を見ていたような無だったような

ほとんど覚えていません。

看護師

優しい看護師さんが私の名前を

呼ぶ声で目が覚めました。

感動!!

目が覚めて、「ありがとうございました」とお礼を言ったあとしたことは

お腹を触ったことです。

「あれ?  ない!」

前日まで先生たちがストーマをつけると言われてたのに。

感動で涙が溢れました。

主治医からのコメント

手術後、主治医から「あなたの強い希望も尊重しました」と言われました。


ただ、今振り返ると、それは私の病状や手術中の判断を踏まえたうえでのことだったのだと思います。ストーマが必要かどうかは一人ひとり異なるため、「強く希望すれば避けられる」ということではありません。

自分の手術の経験からですが、手術を受ける前には、「自分の気持ちを素直に伝えておくこと」が大事かもしれないと学びました。

最後に・・・

手術までに主治医とは何度も話し合い、「できる限り自分の肛門を残したい」という気持ちを伝えていました。最終的な判断は病状や手術中の状況を踏まえたものですが、私の希望も一つの要素として受け止めてくださっていたのだと思います。

感謝、感謝ですね!

手術って、本当に人生において大きな決断ですよね。どうしようと迷われたり悩まれたりされるのも当然のことだと思います。不安になられる方も多いかと思います。

もし、手術をどうしようかと悩まれているようでしたら、何度もご家族や主治医の先生と話してみてくださいね。

「病気」というのは、「病」と「気持ち」が合わさって「病気」になると聞いたことがあります。

気持ちが定まったことで、私は治療に向き合う覚悟を持つことができました。

もちろん、気持ちだけで病気の経過が決まるわけではありませんが、自分なりに納得して治療を選べたことは、その後の支えになったと感じています。

私の場合は、

「手術したほうがよかった」ですが、体調が悪くなった時や後遺症が辛かったときは、「するんじゃなかった」と弱気な気持ちが出てくる時もあります。

でも、悩んで出した結果は、必ず「意味があること」と自分を信じてあげることが大事かなと思います。

ここまでお読みくださってどうもありがとうございました!

またいつか、手術後の後遺症のエピソードをお話ししたいと思います。

お腹が痛い女性

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