こんにちは。
Official髭男dismの「Sharon」は、ドラマ『マウンテンドクター』の主題歌として印象に残った一曲です。山で命をつなぐ人たちの姿を描いたこのドラマに寄り添うように流れて、物語の余韻をやさしく深めてくれる曲でした。『Sharon』は2024年に発表され、アルバム『Rejoice』にも収録されています。
主題歌決定の際には、ドラマ側からの強い想いでオファーが実現したことも話題になりましたし、主演の杉野遥亮さんも、曲を聴いて気持ちが前を向くような力を感じたとコメントしていました。
今回は、そんな「Sharon」が『マウンテンドクター』にどんな彩りを添えていたのか、そしてこの曲にどんな想いが込められているのかを、やさしく振り返ってみたいと思います。
ドラマ「マウンテンドクター」の主要キャスト陣って?
●杉野遥亮・・・宮本歩 役(整形外科医・国際山岳医)
●岡崎紗絵・・・村松典子 役(麻酔科医)
●宮澤エマ・・・鮎川玲 役(山岳看護師)
●向井康二・・・小松真吾 役(炭火やきとり「しんちゃん」店主)
●近藤公園・・・掛川康二 役(循環器内科医)
●トラウデン直美・・・平早紀 役(オペ看護師)
●工藤美桜・・・丸山絵理子 役(小屋番)
●吉田健悟・・・清水幹太 役(小屋番)
●矢嶋智人・・・小宮山太 役(救命救急医・MMTリーダー)
●遠山俊也・・・宮本市朗 役(歩の父)
●平山祐介・・・豪徳寺武 役(長野県消防防災航空隊隊長)
●石野真子・・・宮本幸恵 役(歩の母)
●石丸謙二郎・・・鮎川篤史 役(山荘主人・玲の父)
●檀れい・・・松澤周子 役(信濃総合病院院長)
●大森南朋・・・江森岳人 役(循環器内科医・国際山岳医)
●時任勇気・・・宮本翔 役(宮本歩の兄)
ドラマ「マウンテンドクター」のあらすじって?

「マウンテンドクター」ってどんな内容のドラマなの?
整形外科医の宮本歩(杉野遥亮 演)の生まれ故郷は、長野県松本市。ある大切な理由で医師になったのですが、その理由が何なのかはまだわかりません。※追記(←冬山で兄の翔が歩を守るために命を落としたことが理由だったんですね)
11年ぶりに帰郷した歩は、同級生で麻酔科医である村松典子(岡崎紗絵 演)が働く信濃総合業院に勤務するようになります。
松澤周子(檀れい 演)が院長を務める病院では、整形外科と山岳診療科を兼務していますよ。
歩は、山で起きた病気やケガの対応に追われる日々の中、週1回の山岳外来での診察も続けています。
また、土日も山小屋での泊まり込みをするという過酷な勤務状況なのですが、それは院長の何かしら意図があるらしいのですが・・・
主題歌「Sharon」の歌詞から思うこと
ここからは、Official髭男dism「Sharon」を聴いて感じたことを、私なりに書いていきますね。
※あくまで個人的な感想をもとにした考察です。
受け取り方は人それぞれだと思うので、「こんなふうに感じる人もいるんだな」という気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

忙しい毎日の中にある、静かな現実
この曲のはじまりから感じるのは、家族を起こさないように静かに帰宅する人の姿です。
本当は「ただいま」と声をかけたいのに、それすらためらってしまうような遅い時間。
足音や物音に気をつけながら家に入り、そのまま眠りにつく。そんな日々の積み重ねが浮かんできます。
きっと本人だって、もっと早く帰りたいと思っているはずなんですよね。
でも現実はそううまくいかなくて、気づけば毎日が仕事に追われて終わっていく。
この曲には、そんな忙しさの中にあるリアルな生活感がにじんでいるように感じました。

少し余裕ができた朝に、見えてくるもの
曲を聴いていると、これまで重くのしかかっていたものが少しだけ軽くなったような空気も感じます。
時間や気持ちに余裕がないときって、周りの景色や人の声まで気にする余裕がなくなってしまいますよね。
でも、ほんの少しでも心にゆとりができると、今まで見えていなかったものがふっと目に入ってくることがあります。
たとえば、朝の街を歩く子どもたちの声や、いつもと変わらない日常の風景。
そういう何気ないものに気づけるだけでも、気持ちが少し軽くなることがあります。
忙しい毎日の中で、自分のことも周りのことも見失いそうになる瞬間は誰にでもあると思います。
だからこそ、この曲が伝えてくれる「少し余裕ができるだけで世界の見え方が変わる」という感覚に、とても共感しました。

言えなかった寂しさに、やっと気づけたのかもしれない
この曲の中には、すれ違いが続く二人の関係も描かれているように感じます。
忙しさに追われる中で、相手が寂しさを口にするタイミングすらなくしていたのかもしれない。
本当はつらかったり、もっと一緒にいたかったり、いろいろな気持ちがあったはずなのに、それを言葉にできないまま飲み込んでいた。そんな姿が浮かんできます。
だからこそ、歌い手は「我慢しなくていい」「ちゃんと気持ちを出してほしい」と願っているように聞こえます。
ただ優しく待ってくれるだけではなくて、本当の気持ちを伝えてほしい。そう思うのは、それだけ相手を大切に思っているからなのでしょうね。
言葉だけでは足りないなら、ちゃんと行動で向き合いたい。
そんなまっすぐな気持ちも、この曲から感じられました。
夢や仕事よりも大切だと気づく存在

この曲には、夢や生きがいのような大きなものについて考える場面もあるように思います。
仕事で成果を出したいとか、やりたいことを形にしたいとか、そういう気持ちはとても大切ですよね。
でも、どれだけ大きな夢を追いかけていても、心の支えになってくれる人がいなければ、どこか満たされないものがある。
この曲を聴いていると、そんな想いがじんわり伝わってきます。
何気ない「ただいま」と「おかえり」のやり取り。
たったそれだけのことなのに、忙しい日々の中ではそれがどれほど大切なものか、あらためて気づかされます。
特別な出来事ではなくても、日常の中にあるささやかな言葉こそが、その人にとっての居場所なのかもしれませんね。
理想通りにいかない暮らしのリアル

大切な人との時間が何より大事だとわかっていても、現実の暮らしは理想通りにはいかない。
この曲には、そんなもどかしさも込められているように感じました。
毎日やることは次々と増えていくし、少し整理できたと思っても、またすぐに抱えるものが増えてしまう。
自分の段取りの悪さに落ち込んだり、どうしてうまく回せないんだろうと自分を責めたり。
そんな苦しさは、多くの人にとって身近なものかもしれません。
一般の生活の中でも、仕事や家事や人間関係に追われて精一杯になることはありますよね。
まして、創作や表現の世界にいる人たちなら、なおさら重圧は大きいのだろうなと思います。
この曲は、そんな忙しさの中にいる人の「本当はもっとちゃんとしたいのに」という気持ちまで、すくい上げてくれているように感じました。
約束を守れない苦しさと、それでも笑ってくれる人

一緒に出かけようとか、今度こそゆっくり話そうとか、きっとこれまでにもたくさんの約束があったのだと思います。
でも、現実は思うようにいかなくて、その約束をなかなか果たせないまま時間だけが過ぎてしまう。
そんな状況の中でも、相手は責めることなく笑っていてくれた。
そのことが、うれしい反面、余計に申し訳なく感じるのかもしれません。
自分の言葉に行動が追いつかない。
期待させてしまったぶん、裏切っているような気持ちにもなる。
だからこそ、謝りたい気持ちや、自分を責める気持ちが強くにじんでいるように思いました。
それでも、何もかも諦めたわけではなくて、今の自分なりにちゃんと向き合いたい、誓いたいと思っているんですよね。
その不器用さが、切なさであり逆にやさしさなのかもしれないないです。
もっと一緒にいられる日々を願いたくなる

曲の終わりに近づくにつれて、少しでも早く帰りたい、もっと一緒に過ごしたいという気持ちが伝わってくるように思いました。
忙しいことはわかっているし、責めたいわけではない。
それでも、大切な人とはもう少しゆっくり過ごせたらいいのにと思ってしまいますよね。
この曲を聴いていると、日々の忙しさの中で見失いがちな“本当に大切なもの”をあらためて思い出させてくれる気がします。
大切な人には、”忙しいのはわかってるから大丈夫だよ”と言ってあげたくなります。
そして、ただ一緒にいられるだけで幸せかもしれないですね。
まとめ
今回は、Official髭男dismが歌うドラマ主題歌「Sharon」の歌詞の意味をみてきましたが、いかがだったでしょうか?
何だか、私たちの日常にも当てはまるような歌詞でとても共感できますね。
うまく言葉にできない謝罪や感謝、本音を言えずにいた寂しさ、そしてそれでもつながっていたいという願い。
この曲には、そんな人間らしい感情がたくさん詰まっているように思います。
ぜひ一度聴いてみてくださいね!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!