こんにちは。
楽しみにしていたTVアニメ「薬屋のひとりごと」第2シーズンが始まり、毎週欠かさず見ています。
この物語は、薬屋として働く少女・猫猫(マオマオ)が、宮廷内で起こる様々な事件を解決していくミステリー感たっぷりな内容で、毎回”薬屋ワールド”から抜け出せなりそうですよね。
見ていて一番キュンキュンするのは、猫猫(マオマオ)と壬氏(ジンシ)の2人の会話や表情だったり、2人の想いがフィットしそうでしなさそうだったり(笑)
そして、第2期の主題歌オープニングテーマ(幾田りらさんの「百花繚乱」)やエンディングテーマが期待通り素敵な曲ばかりで、TVアニメ「薬屋のひとりごと」を思いっきり盛り上げています。
今回は、エンディングテーマの平井大さんが歌う「幸せのレシピ」の歌詞をアニメの内容とリンクしながら詳しく見ていきますね。
「幸せのレシピ」の歌詞を詳しく!(ネタバレも含みます)
ここから「幸せのレシピ」の歌詞をみていきますね。
※個人的な感想をもとに歌詞の意味を考えています。「そこはちょっと違うかも」と思われるかもしれませんが、「そんな考えもあるのかな」と思っていただけると嬉しいです。
なぜか「キミ」にだけ
出典元:Apple Music「幸せのレシピ」
「ボク」が伝わらない
募れば募るほどに
苦しくなるよ
”良薬は苦し”なんて笑って
言っていたけど
今更わかった
悪い夢なら醒めてと願う日も
掛け違えたボタンもあの夜も
幸せのレシピかもね
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「幸せのレシピ」は壬氏(ジンシ)の猫猫(マオマオ)に対する想いが痛いほど伝わってくるような歌詞ですよ。
『なぜか「キミ」にだけ
「ボク」が伝わらない』
マオマオは、壬氏(ジンシ)の気持ちを感じ取ってるのかどうなのかなと、ふと考えたのですが、シーズン2の序盤ではまだ気づいてないのではと思います。
マオマオの興味があることって、薬草だったり不可解な事件の謎解きだったり。
それにご主人様につかず離れずマイウエィ的なマオマオはまるで子猫ちゃんのよう。
「薬屋のひとりごと」(シーズン2第1話)では、後宮に迷い込んだ子猫(生生)を見ながら猫の特性をつぶやきます。
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「何を考えてるのかわからないいるところがいい。
見ていると飽きず、目が離せなくなり・・・。
普段はそっけないくせににエサを与える時だけ
愛想よくなるのは腹立たしいですが…」(by マオマオのつぶやき)
マオマオは、猫のどこがいいんだろうって壬氏(ジンシ)さまにつぶやいてるけど、やっぱりマオマオは猫ちゃんの性分に似てます(笑)
「募れば募るほどに
苦しくなるよ」
自分の気持ちが相手に伝わらないときってほんと辛いですよね。
想いが深くなれば深くなるほど苦しさは増すばかり。
「良薬は苦し」
体にいい薬は苦いものだといわれるけど、壬氏(ジンシ)にとってマオマオの存在がまさに良薬そのものかも。
「悪い夢なら醒めてと願う日も
掛け違えたボタンもあの夜も
幸せのレシピかもね」
シーズン1の第19話「蒼空の炎」では、祭事中の不慮(もしくは意図された)事故から壬氏(ジンシ)を命がけでマオマオは救います。マオマオは大怪我をおってしまいますが。
エピソード19はすごくおすすめの回なので、もし見逃されてたらABEMAなどで視聴できますのでご覧になってくださいね。
どんな出来事であったとしても、マオマオとの想い出の一つ一つが、壬氏(ジンシ)にとって幸せな瞬間なのかもしれませんね。
例えば「ボク」がボクじゃなければ
出典元:Apple Music「幸せのレシピ」
「キミ」がキミじゃなければ…
なんで でも記憶の一つ一つが
「キミ」を呼ぶんだ
閉ざしていた日々と
鎖していたココロ
も魔法みたいに溶かしてく
いろんな「キミ」がいる
この世界が結局ほら、
好きなんだ。
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『「ボク」がボクじゃなければ
「キミ」がキミじゃなければ…』
もしも壬氏(ジンシ)とマオマオが今のような立場でなかったとしたら?
2人の関係はもっと違っていたのかな。
「閉ざしていた日々と
鎖していたココロ
も魔法みたいに溶かしてく」
退屈にしていた日常や心の内を誰にも見せないようにしていたけれど、君「マオマオ」の存在が壬氏(ジンシ)の気持ちを柔らかくしてるのかもしれないですね。
この歌詞のパートでは、もし自分たちが違った立場だったら距離も近くなってたかもと自問していますが、
「いろんな「キミ」がいる
この世界が結局ほら、
好きなんだ。」
子猫のようにいつもくるくる変化してるマオマオがいるこの世界が好きって。
我が家にも猫ちゃんいますが、とっても気まぐれでふだんは近寄っても来ません(笑)
だけど、ご飯の時間になるとちゃんとわかっていて足元にすりすりして「はやく、はやく」ってせかしてくるんですよね。
なぜか「ボク」にだけ
出典元:Apple Music「幸せのレシピ」
「キミ」がわからない
知ろうとすればするだけ
難しいのさ
”案ずるより…”なんて
わかっているつもりだけど
今更言えない
態度の割に繊細なことも
口は悪いけど優しいとこも
照れ隠しのトゲも正義感も
キミだけのレシピなんだ
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ここのパートで、マオマオらしさが表されてるフレーズといえば下記なのではと思います。
「態度の割に繊細なことも
口は悪いけど優しいとこも
照れ隠しのトゲも正義感も
キミだけのレシピなんだ」
TVアニメ「薬屋のひとりごと」第2話では、マオマオは小蘭(シャオラン)と一緒に行った隊商(キャラバン)でジャスミンティーを買って。
ジャスミンは、リラックス効果や利尿作用があるためむくみ解消になるといわれているのでいい作用がある半面、マオマオによると多量に摂取すると妊婦にはあまりよくないと。
その頃後宮で流行っていた香油、たとえば安息香(あんそくこう)や桂皮(けいひ)なども妊婦にとっては注意が必要ですって。
・安息香(あんそくこう)・・・ベンゾイン(アンソクコウノキから抽出される樹脂のこと)
・桂皮(けいひ)・・・クスノキ科の樹皮や幹などを乾燥させたもの。この樹皮から作られる香辛料のことをシナモンと言います。
ベンゾイン(安息香)の禁忌(きんき)を確認すると、やはり妊娠中は使用しない方がいいですね。
※「禁忌」とは、特定の行為や物質が特定の状況や条件下で避けるべきとされることを指します。医学や宗教、文化などさまざまな分野で使われる言葉です。
マオマオが仕えている玉葉妃(ギョクヨウヒ)は現アニメの中では妊娠中なので、マオマオの正義感アンテナが発動していましたよ。ただ、正義感が強いあまり行きすぎちゃうところがありますが
ちょっぴり言葉にトゲ(スパイスみたい)があったり、人一倍正義感が強かったりするマオマオですが、全てひっくるめて”自分らしさ”(個性)が光ってます。そんなマオマオが好きなのかも、壬氏(ジンシ)さまは。
例えば「ここ」がここじゃなければ
出典元:Apple Music「幸せのレシピ」
「今」が今じゃなければ…
出会えていないそう想えばなんか
悪くないな
閉ざしていた過去と
鎖していた明日を
魔法みたいに繋いでく
幸せのレシピが溢れる
世界がとってもほら、
好きなんだ。
作成:EIGO、HIRAIDAI
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『「今」が今じゃなければ…
出会えていないそう想えばなんか
悪くないな』
ここで出会ってないほうがもっと自然に愛を伝えたのかもしれないけれど、”今”だったからこそ2人が出会えたと想うのもいいよねって伝わってくるフレーズですね。
そして、
「幸せのレシピが溢れる
世界がとってもほら、
好きなんだ。」
壬氏(ジンシ)の想いはまだ一方通行のようですが(現時点‐シーズン2第2話)、マオマオの表情や仕草や言葉の数々が溢れいるだけで幸せなんですよね、きっと。
まとめ
今回は、エンディングテーマの平井大さんが歌う「幸せのレシピ」の歌詞をアニメの内容とリンクしながらみてきましたが、いかがでしたでしょうか?
TVアニメ「薬屋のひとりごと」のエンディングアニメーションと楽曲がとってもマッチしてるのでファンにはたまらないです。
平井大さんの曲は、とても聞き心地がいい曲ばかりなのですごく大好きなんですよねー個人的趣味で推してるんでしょって思われるかもしれないですが(いえいえ、そんなことないんですよー)
例えばSlow & Easy は、彼の代表曲ともいえるうちの一つで、この曲を聴くとすぐさざ波の音と心地よいウクレレの音色にとても癒されて、エメラルドグリーンの海へ爆速で連れて行ってくれます(笑)
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『幸せは「作るもの」じゃなくて「気づく事」なんだってきっと』や「Always 幸せはここにある」と言うフレーズを聴くと、ないものをねだるんじゃなくて、今生きてるこの瞬間を大切にしようって思えてくるので不思議ですね。
平井大さんのおすすめの曲は、いっぱいありすぎてここではご紹介しきれませんので(ごめんなさい)機会があればぜひ一度聴いてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました!