こんにちは。
「人は嘘と秘密を抱えて生きている」。そんなテーマで描かれるtuki.さんの楽曲「騙シ愛」は、真実を追い求める日曜劇場『キャスター』の主題歌として生まれました。
『キャスター』の第1話の視聴率が気になるところですが、ビデオリサーチ(関東地区)によると14.2%(世帯視聴率)・8.7%(個人)と、関心度の高さに驚いています。
「騙シ愛」の歌詞の中には、たとえ偽りの愛であっても、そこにある人の体温はだけは信じたいという切実な願いが込められているように感じました。
今回は、「騙シ愛」に秘められたメッセージをドラマの内容とリンクさせながら歌詞の意味をみていきますね。
※歌詞の意味を考える前に、「キャスター」のあらすじとキャストをご紹介します。(お忙しい方は、飛ばして読んでくださいね)
日曜劇場「キャスター」のあらすじ
このドラマは、公共放送で社会部記者として活躍していた進藤壮一(阿部寛 演)が、視聴率低迷に悩む民放テレビ局JBNの報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任する場面から始まります。
この変化は進藤自身にとっても新たな挑戦であり、彼の「真実を伝える」というジャーナリストとしての理念が、大きな試練を迎えることになります。
進藤は既存の報道ルールにとらわれることなく、事実を追求する姿勢を貫き、その行動は視聴者の心を掴む一方で、局内のスタッフや政治家との摩擦を生むきっかけにもなり…。
この対立は番組制作の現場に緊張感をもたらし、進藤自身も自らの信念を守るために苦悩する姿が描かれますよ。果たして彼の報道が、視聴者の信頼を取り戻すことができるのか、そして真実への執念がどのような結末を迎えるのか—物語は視聴率をめぐる報道の世界の裏側を鮮烈に描き出すところがみどころです。
緊張感が高まる展開や総合演出の崎久保華(永野芽都 演)・アシスタントディレクター本橋悠介(道枝駿佑 演)とのやり取りも見逃せないですね。
🔷ドラマ第2話の劇中歌としてtuki.さんの「ストレンジャーズ」が劇中歌として流れて来て、すごく嬉しかったです!
「キャスター」のキャスト陣は?
| キャスト | 役どころ |
|---|---|
| ・阿部寛(進藤壮一) | 公共放送出身の報道キャスター。民放局JBNの報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任し、真実を追求する姿勢で番組改革に挑む |
| ・永野芽都(崎久保華) | 『ニュースゲート』の総合演出。進藤の型破りな手法に戸惑いながらも、次第に彼の信念に共鳴していく |
| ・道枝駿佑(本橋悠介) | 入社2年目のアシスタントディレクター(AD)。進藤の影響を受け、報道の世界で成長していく |
| ・月城かなと(小池奈美) | 『ニュースゲート』のサブキャスター。進藤を支えつつ、自身も葛藤を抱える |
| ・キム・ムジュン(チェ・ジェソン) | 『ニュースゲート』アシスタントディレクター |
| ・木村達成(尾野順也) | 『ニュースゲート』編集スタッフ |
| ・佐々木舞香(戸山紗矢) | 『ニュースゲート』学生アルバイト |
| ・玉置玲央(梶原広大) | 『ニュースゲート』ディレクター |
| ・菊池亜希子(安藤恵梨香) | JBN/社会部記者 |
| ・宮澤エマ(市之瀬咲子) | 『ニュースゲート』編集長 |
| ・岡部たかし(海馬浩司) | JBN・報道局長 |
| ・音尾琢真(山井和之) | 『ニュースゲート』プロデューサー |
| ・高橋英樹(国定義雄) | 民放テレビ局JBN/会長 |
| ・北大路欣也(羽生剛) | 内閣官房長官 |
「キャスター」主題歌「騙シ愛」歌詞から思うこと
ここから歌詞の意味をみていきますね。
※ドラマの内容を含みます

毎日がエイプリルフール?
現在、第2話(4月20日放送)まで、見終わったところなんですが、予想外の展開続きで視聴者としては息つく間もないくらいドラマに引き込まれています。
阿部さん演じるキャスター進藤壮一が華(永野芽都)に語った
「毎日がエイプリルフール」(※)
の言葉通りに、騙し合いの応酬というか、この世界は嘘と秘密で塗り固められてるのかもしれないと思ってしまいました。
※これは、進藤の恩師の言葉。
「報道に携わるものであるならば、毎日がエイプリルフールと思え」と。
第1話で、華(永野芽都)は、進藤(阿部寛)が簡単に嘘をつくような人なんだと思い、”それはちょっと…”みたいな表情で引いてました。
本当だったら、報道者は真実を伝えることが大前提の気がするんですが、必ずしも事実が正しいとは限らなくて事象の裏に隠されたものがあるとしたら?
もちろん、”噓つきは駄目”ですよね。
でも、本当の悪をあぶりだすために進藤(阿部寛)があえて「嘘をつくことは当然だ」と言ったのかも。
”人は何かを隠すためには嘘をつく”といった可能性を否定してないのではと思います。
「キャスターがニュースを伝える場合は、常に人の発言には裏があると考えて、自分の憶測だけで報道するのではなく必ず裏どりが必要であるんだ」と。このように、進藤は華に伝えてるように思えてなりません。
報道って難しいですね。
特に、騙し騙されがはびこる世の中で、本当に信用できるものを探すのは難しすぎるでしょと聞こえてきそう。
もし信じられるものに出逢えたら、けっして手放さないからという想いが伝わってきます。
嘘をつくのはどんなとき?
人が嘘をつく時って、自分を守るためだったり、家族や友達を守るときだったり。何かしら理由があるんですよね。
第3者は、人を責めてるフレーズのように批判し、「本当のことを言えば、気が楽になるのに」と助言したくなります。
進藤が、公共放送から民放テレビ局JBNのキャスターを引き受けたのは、過去の事件の解明のためか報道の在り方を正すためなのか…。
現時点(4月20日)ではまだ謎が多いですが、これからのドラマの展開を楽しみにしています。

急がば回れ
第1話で、羽生内閣官房長官が倒れた際、息子は主治医がいる病院ではなく、違う病院に救急車を向かわせてました。
それは、官房長官の父親が特殊な「RHマイナスAB型」の血液が、変更先の病院にはたくさん集められていたから。
その血液は、華の知り合いの男の子に使用するものだった。男の子が亡くなった時に、華(永野芽都)は官房長官のせいだと、進藤に強い口調で言っていました。
事実を明らかにして悪を追求しなくてはという思いからだったに違いありません。
でも、進藤は冷静でした。
「推測の域を脱していない」「裏どりをする」と。
事を急ごうとする華と、落ち着いて対応する進藤のコントラストがとても印象に残っています。
裏を取ると真実が見えてきました。
執刀医から予想外の返答が。
両方の命を救うために、血液を半分ずつ使用したと。そうだとは知りませんでした。
自分の独断や決めつけだけで、何でも判断しちゃだめなんだと教わった気がします。

「騙し合い」から「騙し愛」へ
歌いだしは、「騙し合い」だったのに、ここでは「騙し愛」に変わっています。
どうしてなのかを華の気持ちに置き換えて、次のように考えてみました。
華が最初は、人が”嘘をついている”という事実だけを見ていたけど、徐々に”嘘に隠された真実や秘密”を見つめていこうとするようになったからでは?と。
「キャスター」の後半の回に進むにつれて、華の気持ちの変化を見守っていきたいです。
もしかしたら、進藤(阿部寛)にも気持ちの変化があるのかな。
この楽曲は現在16歳のtuki.さんの気持ちも表してるような気もします。
騙し合いが多い世界じゃなくて、tuki.さんの周りには信じられるものがたくさんある世界で活躍されることを願ってます。
ファンの一人として。
本当に、tuki.さんの楽曲は鳥肌が立つくらい、歌詞もメロディーも完璧すぎる!

ここでは、「どうして」を繰り返して自問自答しています。
嘘を覚えたり本当のことを隠すのは理解できないですよね。
それに、その人が嘘をついていると知ってるのに、知らないふりをするなんて、自分で自分が許せないのかもしれません。
進藤が、「報道の恐ろしさを知らない」と第1話で言っていた意味が、今後解き明かされて行きそうですね。
エピソード追記していきますね。

反対の意味を持つ言葉
このフレーズで、少し不思議に思ったところがあるのですが。
果実が熟れると普通は赤くなるとイメージしそうですよね。
でも、「青いままで熟れた」とあえて表現しているのは何か意味がありそうです。
「青い」は、一般的には若さや未熟さを表し、「熟れる」は成熟や完成したものを想像させます。
なのでミスマッチのように感じますが、例えば”まだ未熟だけれど可能性が無限にある”だとか、”もう完成した大人だけど、評価されないままでいる”と考えると、なんだかしっくりきます。
まだ完璧じゃないから誰からも気に留められなかったり、評価されないことがあるかもしれません。
世間の人が、ある出来事の真実に気が付かず、葬り去ってしまう前に
関心を持ってほしいというメッセージに聞こえます。
一歩踏み出した先には
一番の歌詞では、何かを追い求めている感じがしましたが、2番の歌詞では
歌のヒロインが一歩踏み出した感じが伝わってきます。
行先も見えないような暗闇の中でも、あなたの心や感触はちゃんと私にはわかるよと。
本当の意味が少しでも理解したようで、成長を感じます。
ザワザワする気持ち
楽曲のブリッジでは、クライマックスに向けて何か一波乱ありそうなザワザワ感あってが気持ちが高まりますね。
ドラマの後半で、大きな展開があるのかもしれないです。
その時は追記しますね。
信じたい気持ちと裏切りの気持ちの狭間で、苦しむような試練がまっているような。
進藤や華、そして本橋悠介にも。
追記:第8話(6月1日)
とうとう最終章突入ですね。
進藤が何十年も追い求めていた謎解明まで、あともう少しでたどり着くはずが…。
キャスター存続の危機に見舞われるなんて。
まさに”騙し合い”の連続で気が抜けないです。
最終話どうなるのかわかりませんが、
きっと進藤のことだからどんでん返しがあるんじゃないかと期待しています。

センスあふれるフレーズ
歌詞の前半では、先のことはわからないと歌っていましたが、ここでは”まだ先のことは決まっていないから希望をもって”と、メッセージが。
だから、自分の信じた道を諦めないで、ゆっくりでいいから自分らしくいこうって。
素敵ですね。
tuki.さんの作詞センス、素晴らしすぎて讃嘆する言葉が見つからないです✨
そして、
”騙し愛”の世界の中で、一緒に苦しみを分かち合ってくれるような大切な人と出会えるといいなと思います。
ラストが希望が持てるようなフレーズなので、ドラマのラストもそうなればいいですね。
まとめ
今回は、「騙シ愛」に秘められたメッセージをドラマの内容とリンクさせながら歌詞の意味をみていきましたが、いかがでしたでしょうか?
日曜劇場「キャスター」の主題歌として選ばれた「騙シ愛」ですが、本当にドラマの内容とフィットしすぎて心が震えました。
ここで流れてきてほしいってところで、聴こえてくるんですよね。
ドラマの展開とともに歌歌詞の感じ方が違ってくるかもしれません。その時は、追記していきますね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
