おコメの女 主題歌は斉藤和義『鏡よ鏡』!「やさしくなりたい」と比べてみる

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2026年1月8日から朝日系で放送される新ドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」の主題歌を、シンガーソングライターの斉藤和義さんが担当することが発表されました。

主演は14年ぶりにタッグを組む松嶋菜々子さんです。彼女が主演された「家政婦のミタ」は、2011年10月から12月に日本テレビ系で放送され、まさに社会現象となったドラマでした。

松嶋菜々子さんが演じた無表情でロボットのような家政婦・三田灯の「承知しました」というセリフは、当時多くの人が真似するほど話題に。

その視聴率は驚異的で、

  • 最終回視聴率:40.0%(関東地区)
  • 平均視聴率:25.2%
  • 瞬間最高視聴率は42.8%を記録
  • 一般ドラマの歴代視聴率でも上位(歴代3位)

今回は、松嶋菜々子さん×斉藤和義さんのドラマ「おコメの女」主題歌「鏡よ鏡」と「家政婦のミタ」主題歌「やさしくなりたい」の時代背景など紐解きながら、それぞれの共通点や違いなどをまとめてみますね。

目次

ドラマ「おコメの女」について

女性税務官のイメージ画像
©2026heartful life salon AI-generated image

「おコメの女」早見表

項目内容
放送2026年1月8日(木)21:00〜(初回拡大)
主演松嶋菜々子(米田正子 演)
主題歌斉藤和義「鏡よ鏡」(配信:2026年1月9日)
舞台東京国税局・資料調査課”コメ”+新設の”複雑国税事案処理室(ザッコク)”

出典(TVガイドWebビクターエンタテインメント

雑国室(ザッコク)って何?

本作は、東京国税局・資料調査課(通称“コメ”)に新設された、ドラマオリジナル部署「複雑国税事案処理室(通称・ザッコク)」が舞台。通常の案件では扱いにくい脱税事案に切り込む、社会派×痛快エンタメ。

主題歌「鏡よ鏡」と「やさしくなりたい」を比べると?

大きな鏡と地球儀
©2026heartful life salon AI-generated image

テーマ別に違いを見てみると

◆「鏡よ鏡」…「正義」と「信念」

◆「やさしくなりたい」…「絆」や「優しさ」

2011年の時代背景

2011年放送の「家政婦のミタ」主題歌は斉藤和義さんが歌う「やさしくなりたい」です。今(現在2026年1月)から14年前と言えば、東日本大震災が起こった年でした。

主題歌「やさしくなりたい」の歌詞は、まるで大切な人のためにもっと尽くしたいという気持ちを言語化してくれたようで、心に深く刺さりました。

優しさを求めていた時代に見事にマッチした「やさしくなりたい」。ドラマのテーマである「家族の絆」「優しさの大切さ」ともすごくリンクしていたからこそ多くの人に視聴されたのかなと思います。

さらに、「家政婦のミタ」の無表情な振る舞いと「やさしくなりたい」の歌詞の温度差が、逆に魅力的だと感じられたのかもしれないですね。

「家政婦のミタ」と「おコメの女」の比較表
©2025heartful life salon AI-generated image

2025~2026年の時代背景

一方ドラマ「おコメの女」は、脱税という社会問題に立ち向かう主人公・米田正子の強さと、そうであっても揺れる人間らしさにフォーカスされる内容になるのではと期待しています。

2011年が、東日本大震災という未曽有の災害を経験し、「絆」や「優しさ」が強く求められた時代だったとすれば、2025〜2026年の今は、格差の拡大や社会的不公正が深刻化する中で、「正直者が馬鹿を見ない世界」への切実な願いが高まっている時代だと言えるでしょう。

経済格差が固定化し、「真面目にやっている人ほど損をする」という声が社会にあふれる現代において、斉藤和義さんが主題歌「鏡よ鏡」に込めた「打ちのめされても、自分の信念は決して自分を裏切らない」というメッセージは、冷徹でありながら正義を貫く米田正子の生き方と見事に重なります。

こんなふうにそれぞれの時代背景を見ていくと、主題歌「鏡よ鏡」がどのシーンで流れてくるのかだったり、ドラマの内容や展開がどうなるのかだったりと気になります。

※主題歌は現時点(1月3日)では、まだ配信されていませんので、配信されたら「鏡よ鏡」の歌詞の意味を考えてみますね。

『鏡よ鏡』が物語っているものは?

お城の中にある大きな鏡
©2026heartful life salon AI-generated image

このタイトルを見た時、グリム童話の一つだとされる「白雪姫」を思い出しました。白雪姫の継母が「鏡よ鏡、世界でいちばん美しいのはだれ?」って、毎日鏡に問いかけます。

どうして、継母は毎日鏡に向かって
問いかけていたのかな?

理由をいくつか考えてみます。

理由①

継母は外部からの評価でしか自分の価値を確認できない人だったから。

継母は自分自身のことを「美しい」とは思えないから、魔法の鏡に「お妃さまが一番きれい」だと言ってもらえると安心する。でも、今日だけじゃなくて次の日も確認しないと不安になる。
現代におきかえると、継母は”承認欲求”が強くて、自己肯定感が低い人だったのかもしれないですね。

理由②

自分の衰えを感じているから。

継母は、本当は美しい容姿なのかもしれないけれど、年齢を重ねて自分の美貌に自信が持てなくなってきている。だからこそ、鏡から「あなたが一番きれい」と認めてもらうと、ほっとするのかもしれません。逆に、白雪姫のような若くて美しい娘がでてくると、より自分の衰えを感じてしまいます。

理由③

孤独だから。

王妃という立場上、本音を話せる相手がいない。周りの人はお世辞ばかりで、真実を言ってくれないから鏡に本当のことを聞きたくて、毎日問いかけていたのでは…。

このように「鏡よ鏡」のタイトルから「白雪姫」の継母の気持ちを想像してみましたが、あなたはどう思われますか?

斉藤和義さんのコメントから推察してみます。

斉藤和義さんが、

「”正直者が馬鹿を見ない”という世界観を曲にできればと思いました」
(※出典:音楽ナタリー

とコメントされている通り、白雪姫の継母と「おコメの女」の米田正子は正反対の価値観を持っているのではと推察されます。

継母→外部(鏡)に答えを求め続けたが、結局裏切られてしまう

米田正子→内なる鏡(自分の信念)を信じているので、決して裏切られない

鏡はありのままを映すもの…真実も嘘も。今回のドラマ「おコメの女」では税務のごまかしや脱税の世界では、嘘が数字(鏡)に表れてくると思うので、そこをどんなふうに解決していくのかがみどころですね。

「鏡よ鏡」が配信されたら、ドラマの内容とどうつながっていくのかまた考えてみます。

まとめ

今回の「おコメの女」で松嶋菜々子さんが演じるのは、脱税と戦う国税調査官。斉藤和義さんの新曲「鏡よ鏡」に込められたメッセージは「打ちのめされても、自分の信念は決して自分を裏切らない」。

真面目に働いても報われない、正直者が損をする――そんな声をよく耳にする時代だからこそ、このドラマが必要なのだと感じています。とてもタイムリーなテーマですよね。

やさしくなりたい」が震災後の日本を癒したように、「鏡よ鏡」は今の日本に必要な勇気を与えてくれるかもしれません。

初回放送(2026年1月8日)と、主題歌配信(1月9日)が今から楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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