「アンビバレント」歌詞解析:薬屋のひとりごとのOPに隠された恋のメッセージ

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こんにちは。

TVアニメ「薬屋のひとりごと」の第2クールは、後宮を舞台に「毒見役」の少女・猫猫が様々な難事件を解決する物語の後半部分です。

毎週楽しみに見ているのですが、主題歌やエンディングテーマのリニューアルされて話題を呼んでいます。

どんな曲なのか気になりますよね。

なので今回は、Uruが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しく見ていこうと思います。

エンディングテーマ「恋は薬」の歌詞はこちら↓

タップできる目次

第2クールのあらすじをちょっぴり

第2クールでは、猫猫が壬氏に身請けされて外廷で働くことになります。そこで、新たな登場人物として、壬氏の友人である羅漢や、猫猫に対しては冷たい態度を取る、蘇りの薬の秘密を知る官女翠苓が加わります。

第2クールでは、猫猫と壬氏の関係が深まるとともに、後宮や外廷で起こる様々な事件や陰謀に巻き込まれていきます。 例えば、猫猫が河豚中毒の官僚を救う事件や、猫猫が玉葉妃の妊娠を助ける事件などがあります。また、猫猫の過去や家族に関する秘密も明らかになります。

羅漢とはどんな人物かが気になるところですが、アニPGの公式サイトで詳しく解説されていますので、ご興味のある方は、下記のサイトをご覧くださいね。

Uruが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しく!

「アンビバレント」は、Uluさんにとって初めてアニメオープニングを担当する楽曲で、サウンドプロデュースを田中隼人さんが手掛けたこれまでのイメージを大きく塗り替えるような爽快なアップナンバーとなっています。

歌詞は、作詞をUluさん、作曲をYASさん、サウンドプロデュースを田中隼人さんがされています。

ここから、「アンビバレント」の歌詞の意味を見ていきますね。

何かが始まるようなワクワク感がある前奏の後に、

冒頭の歌詞が始まります。

いつだって君は恐れを知らず
好きなものに夢中な猫みたいで

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
遊びに夢中になってる子猫のイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

この歌詞の中の「君」は「薬屋のひとりごと」の主人公猫猫のことかなと思います。

無邪気で怖いもの知らずな「君」(猫猫)は

まるで「猫」(cat)のようだって。

大好きな毒味や薬になりそうな薬草を見つけると、

周りのことが見えなくなって、ついつい夢中になってしまう猫猫(マオマオ)。

動きもどこかしら、子猫ちゃんに似てますね(笑)

君が眩しく感じるのは
きっと僕が君を見てたから
刺激的な思考回路
惹かれてく

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
惹かれていく女性のイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

いつも奇想天外な発想で周りを驚かせる「君」

でも、その答えは理にかなっていて、

「僕」(壬氏)にとって刺激的な回答ばかり。

キラキラ光っているって感じるのは、

「僕」が「君」のことばかり見ていたからかもしれないです。

壬氏が猫猫に惹かれていく情景が目に浮かびます。

碧い、碧い、その瞳に
僕はまだ映らない
君は今日もいつもの君のまま
揺れる、揺れる、この気持ちは
どこかにしまったまま

今はここでただ
横顔を見てる

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
気になる女性の横顔を見つめるイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

フレーズの中で「碧い」って使われていますが、

「碧」と「蒼」の2色の見分けが難しいですよね。

だから少し調べてみました。

「碧」と「蒼」の違いって?

「碧」と「蒼」はどちらも青系の色を表す漢字ですが、意味やニュアンスに違いがあります。

「碧」は緑がかった濃い青色を指します。碧玉や碧海などの言葉に使われます。青と緑を混ぜたような幻想的な色合いです。

「蒼」は黒みがかった深みのある青色を指します。”鬱蒼と生い茂った”といったような使われ方をしますので、深い青緑のような印象を受けます。草木が茂る様子から生まれた漢字で、重厚な色合いです。

要約すると、「碧」は青に緑を足した色で、「蒼」は青に灰色を足した色と言えます。色の明るさや暗さ、鮮やかさやくすみなどによって、感じる印象も変わります。

 こうしてみると、猫猫は、「碧」のイメージにぴったりですね。

普段と変わらない「君」の姿からは、

まだ「僕」という存在を意識していないように感じるのかもしれません。

「僕」の気持ちは、こんなにも揺れ動いているのに・・・

って、感じが伝わってきますね。

「君」と「僕」の距離間は、まだ縮まらないまま、

そっと「君」の横顔を見つめています。

正面から見つめていないので、余計、2人の距離間が感じられますね。

酸いも甘いも知ってるフリをして
型にハマった窮屈な日々の中

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
窮屈な日々を送っている男性のイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

酔いも甘いも」ってフレーズからは

いろんな経験をしてきているように思われがちだけど、

実は、そうではなくて、そのフリをしているだけなのかもしれないです。

毎日、同じ業務をこなすだけの日々。

何の刺激もない日々。

自由ではない「僕」の日常が伝わってきます。

見慣れていたこの景色に
新しい風が吹き込んだような
刺激的なその存在
惹かれてく

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
キラキラと輝く刺激的な存在のイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

窮屈で退屈な日々に

今までに感じたことがない「新しい風」のような存在の「君」(猫猫)が現れたんですね。

それが、とても新鮮で刺激的だったから

「僕」(壬氏)の心が惹かれていったのが伝わってきます。

碧い、碧い、その瞳は僕を
まだ映さない
こんなにもすぐそばにいるけれど
混ざり合わない二人の距離
痛むのは僕だけ
今はここでただ横顔を見てる

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
届きそうで届かない存在のイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

1番のサビの歌詞と同じように、

ここでもまだ

混ざり合わない二人の距離

を感じているんですね。

2人の距離を少しでも縮めたいと心を痛めてるのは、

「僕」だけだと思うととても切ないです。

何かに躓いた時には
君ならどうするかな、
なんて思ったり
もう少しやってみようなんてさ
思たりするんだよ、おかしいね
僕は気付いてる

出典元:Uta-Net「アンビバレント」

日々の生活の中で、

困ったときや「何かに躓(つまず)いた」時には

「君」(猫猫)だったらどんなふうに考えて行動するのかなって、

思ってしまう「僕」(壬氏)・・・

でも、もう少しだけ自分の力で頼らずにやってみようと

思っているかもしれないです。

おかしいね」って言ってるのは、

自分の気持ちの矛盾さに

気付いているからですね。

「僕」自身、本当の気持ちを、わかっていることが伝わってきます。

碧い、碧い、その瞳に
僕は映らないけど
君はいつも笑っていて欲しい
好きなことにときめいていて
そう、僕はいつだって
きっとそのままの
君が好きなんだ

出典元:Uta-Net「アンビバレント」
好きなことに夢中になっているイメージ図
(画像はイメージです/ heartful life salon)

大好きな「君」には、いつも「好きなことにときめいて」いて欲しいって心から願っています。

たとえ、「僕」の気持ちに気づかなかったとしても、

「君」が笑って好きなことに夢中になっている姿を

見るだけで幸せなんですね。

こんなふうに見つめてくれる人がいることを、

いつか気づく時が来るのでしょうか?

まとめ

今回は、「薬屋のひとりごと」第2クールOPの

Uruさんが歌う「アンビバレント」の歌詞を詳しくまとめてみました。

いかがだったでしょうか?

「僕」目線の歌詞でしたが、

とても共感を覚える内容でした。

この曲はとても透き通るようなサウンドで、

親しみやすい音階とリズムが爽やかな曲調を作り出しています。

ついつい口ずさみたくなるようなキャッチーな曲ですね!

「薬屋のひとりごと」の展開と2人(猫猫と壬氏)の距離がどうなっていくのかとても楽しみです

最後までお読みくださりありがとうございました!

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