こんにちは。
「VIVANT」を手掛けた敏腕プロデューサー飯田和孝さんらが指揮をとられる、TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」が始まりましたね。
初回視聴率は11・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそうで、視聴者の期待度の高さがうかがえます。
主演の長谷川博己さん(弁護士役)が放つ、耳を疑うような「殺人犯へ、あなたを無罪にして差し上げます」という常識では考えられないような言葉。
依頼人の利益のために勝利を・・・そのためなら手段を選ばないアンチヒーローな弁護士は、悪なの?正義なの?
でも、きっと何か深い意味があるはずと思いながら、4月14日放送の第1話を見入ってしまいました。
そして、
ドラマ後半で流れてきた主題歌と長谷川博己さんの表情があまりにも切なくて、心が震えました。
miletさんは、ドラマの主題歌「hanataba」を作成されるにあたって、次のようにおっしゃっています。
「正義も悪も、自分にとって大切なものを前にすると形が変わってしまうことがあります。そもそも、正しさと正義ってイコールなのか。そして守りたいものを守るための強さに必要なものは愛なのか、正しさなのか。自分本位な愛や正しさのあり方を今一度見つめながら曲を書きました。
引用元:「skream!」
『アンチヒーロー』という作品の中で咲く「hanataba」も、とても楽しみです。」(miletコメント)
今回は、miletさんが歌うあまりにも切なくて美しい「hanataba」の歌詞について見ていこうと思います。
⭐️歌詞考察の箇所では、毎週ドラマ「アンチヒーロー」を見た後に追記をしています。歌詞のフレーズとドラマの内容を関連付けながら推察してます。もしかしたら、「そこは違うかも」と思われるかもしれませんが、「そんな考えもあるのかな」と思っていただけると嬉しいです。
追記:(6月16日)最終回
「アンチヒーロー」終わってしまいましたね。一言も聞き漏らさないって思いながら見てたので、疲労感がちょっとありますが(笑)
「hanataba」の歌詞とドラマの内容と照らし合わせて考察してましたが、答え合わせをしてみると、考え過ぎてたところもありました。
ドラマの中の役者の方々の言葉の意味や行動や顔の表情から、たくさん想像させていただくことができて、とても楽しい3ヶ月間でした。本当にありがとうございました!
またいつかシーズン2が制作され、放送されることを願っています
TBS系日曜劇場「アンチヒーロー」とは
話題作だった「VIVANT」に続き、「アンチヒーロー」の制作責任者である飯田和孝さんは、他にも様々な作品に関わってこられましたよ。
● 2013年 半沢直樹
● 2017年 陸王
● 2018年 義母と娘のブルース
● 2021年 ドラゴン桜
● 2023年 VIVANT
他にもたくさんありますが、どの作品も素晴らしくて今でも心に残ってます。
(「アンチヒーロー」公式Xより)
このドラマは、「殺人犯をも無罪にしてしまう」アンチな弁護士を通して、視聴者に「正義とは何か?」を問い掛ける逆転パラドックスエンターテインメントとして展開されています。
パラドックスって?
パラドックスは、一般的に正しいと考えられていることに反する事柄を指します。つまり、逆説を意味します。パラドックスは、直感的には受け入れがたいが、論理的矛盾ではないものであり、哲学、文学、科学などで複雑なアイデアを探求するために頻繁に使用されます。
たとえば、具体例を挙げると、以下のようなものがありますよ。
⭐️飛んでいる矢はとまっている: 飛んでいる矢を一瞬一瞬に注目して見ると、矢が止まっているという結論が出てしまうパラドックスです。しかし、実際には矢は運動をしていることがわかります。
⭐️アキレスとカメ: アキレスが、自分よりも移動速度の遅いカメに永久に追いつけないというパラドックスです。アキレスはカメよりも速い速度で移動できるため、すぐにスタート時にカメがいた場所まで到達します。しかし、そのころにはカメはアキレスよりわずかに前方の地点まで進んでいます。この繰り返しを考えていくと、アキレスは永久にカメに追いつくことができないと言われています。(不思議ですね)
日本の刑事裁判で有罪率が99.9%と言われている中、無罪の証拠を探し、依頼人を救う救世主のような人物ではありません。たとえ犯罪者である証拠が100%揃っていても、無罪を勝ち取ることを目指す、限りなくダークで危険な弁護士の物語です。
このアンチヒーローは、正義なのか悪なのか、スピーディーな展開で常識を覆していくドラマとなっています。日常のふとしたことで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう世界を描いています。
果たして、このアンチヒーローは本当に悪なのでしょうか?それとも・・・ 新感覚のドラマとして、私たちの持っている常識を覆していくかもしれませんね。
●長谷川博己・・・明墨正樹 役(ダークヒーロ的な弁護士)
●北村匠海・・・赤峰柊斗 役(若手弁護士)
●堀田真由・・・紫ノ宮飛鳥 役(クールな弁護士・倉田 功の娘)
●大島優子・・・白木 凛 役(パラリーガル・明墨弁護士事務所に就職した理由が意味深?もしかしたら、志水さんを救える証人だったかも・・・)
追記:(6月16日)白木さんに関しては、想像していた役どころとは違ってました(すみません)。伊達原検事正を追い詰める重要な役目を担ってたんですね。ほっとしましたー でも、明墨弁護士事務所に就職した理由が何だったのかなって、今も気になってます(笑)
●林 泰文・・・青山憲治 役(パラリーガル)
●山下光輝・・・菊池大輝 役(若手検事)
●岩田剛典・・・緋山啓太 役(依頼人・被告人)
●木村佳乃・・・緑川歩佳 役(検察官)
●野村萬斎・・・伊達原泰輔 役(検事正)
●近藤 華・・・紗耶(志水の娘)
●ゴールデンレトリバー・・・ミル(明墨法律事務所にいる)(ココアは紗耶の母親と一緒に交通事故で亡くなってしまった)(マメはミルの兄弟)
●緒形直人・・・志水裕策 役(死刑囚・実は冤罪かも)
●吹石一恵・・・桃瀬礼子 役(検事・保護犬の里「わんはっぴー」の職員だった)
・ドラマ第2話の後半で、明墨弁護士が桃瀬礼子のお墓に花束をたむけていた。病気のため享年39歳で亡くなっている(1978ー2018)
・桃瀬礼子は、12年前の糸井一家殺害事件のことについて一番最初に調べていた
●藤木直人・・・倉田功 役(県警の刑事部長・紫ノ宮の父)
●迫田孝也・・・江越(エゴシ)(闇バイトの管理者)
●神野三鈴・・・瀬古成美 役(判事・裁判官・養護施設の手伝いに時々来ている。最高判事の座を狙っていたが、弾劾裁判で失脚する)
※6年前に明墨弁護士が倉田刑事に詰め寄るところを、娘の紫ノ宮が見ていた。
「hanataba」の歌詞を詳しく!(ドラマのネタバレも含みます)
⭐️ここから歌詞の意味を見ていきます。(この楽曲は、ドラマ「アンチヒーロー」のためにmiletさんが書き下ろされました。ドラマの内容に寄り添った考察をしていきますね)
⭐️ドラマを見た後に、その都度追記をしていますので、時系列がわかりにくくて申し訳ありません。
(悩んでいる表情のイメージ)
この歌詞の主人公は、男性なのか女性なのか迷ったのですが、
ドラマの主人公の明墨正樹(長谷川智己)の気持ちを歌った歌詞かな
と思いました。
でも、歌詞の後半の意味を考えていくうちに、
別の人のような気にもなりました。
追記:(6月16日)百瀬さんの想いを歌ったもののようにも聞こえると、飯田プロデューさんたちの緊急SPトークで言われてました)
日曜劇場「アンチヒーロー」のドラマの内容から
歌詞の意味を考えてみますね。
では、少しずつ歌詞を追いかけていきます。
「大嫌い 嘘じゃない
ああ 鎧をそっと下ろして
愛したい」
このフレーズは、愛する人への気持ちが
交錯してる様子が伝わってきます。
弱くて危うい自分のことは好きになれない、
「嘘じゃない」これは真実だという
自己認識を示しています。
本当は自分を防御している「鎧(よろい)」を下ろして
あなたを愛したい気持ちが溢れています。
「誰よりも脆(もろ)い
私の心に気づいてくれた」
誰も気づかなかった自分の弱い気持ちを
あなたはわかってくれた・・・
このフレーズから感謝と深い愛情を感じます。
主人公の明墨が愛する人が誰なのか、第1話が終わったところでは
まだわかりませんが、もしかしたら紗耶に対する気持ちかなと思ったり。
この先のドラマの展開していくにつれて
見方が変わるかもしれないですね。
追記:(5月19日)(第6話)
赤峰弁護士(北村匠海)は、12年前の糸井一家殺人事件の記事を調べていくうちに、紗耶が志水裕策の娘なんじゃないかと推察します。
明墨弁護士が本当はどんな目的で裁判に臨んできたかという真意に、赤嶺弁護士は気付き始めます。
「私の心に気づいてくれた」
このフレーズの前後の文脈から受け取る意味とは違うかもしれませんが、
ドラマの進展とともに「紫ノ宮弁護士や赤峰柊斗弁護士が明墨の心に気づいてくれた」って解釈すると、なんだかしっくりします。
追記:(6月5日)
もう一度、「私の心に気づいてくれた」のフレーズの意味を
考えてみたのですが、
もしかしたら
明墨弁護士の心に気づいてくれたのは、桃瀬礼子さんもそうだったのかなって思いました。
飯田和孝プロデューサーは、桃瀬礼子の人物像について次のようにおっしゃっていました。
「強くて、優しくて、儚くて、愛と責任感に満ちた女性」
引用元:「U-NEXT SQUARE」
とても素敵な女性像なので、
きっと明墨弁護士にとって大切な存在だったのでは・・・
⭐️理由は?
ドラマの第2話で明墨弁護士が、桃瀬さんのお墓に
花束をたむけるシーンで涙を流されていたので。
その花束は、青いリンドウ(!?)の花のような気がしました。
明墨弁護士の事務所の机の上にも、この時と同じ花が一輪だけさしてあったことがありましたよ。
リンドウの花言葉は?
調べてみたら
・「勝利」「正義」「誠実」でしたが、
他にも
「悲しむあなたを愛する」
って記載されていました。
なので、もしかしたら明墨弁護士の桃瀬礼子さんに対する気持ちなのかな。
個人的な推察ですので、外れているかもしれませんが、
そうであったらいいなと思いました
追記:(6月9日・ドラマ第9話)
桃瀬礼子さんの残された日記には、
「命は有限で尊い」「私ももっと生きたかった」「まだ救える命がある」
引用元:「アンチヒーロー」第9話より
と記されていました。
そして、
「その未来を私もこの目で見たかった。明墨くんと一緒に」
引用元:「アンチヒーロー」第9話より
やっぱり、明墨弁護士にとって桃瀬礼子さんは大切な人だったんですね。
この日記を読んで、改めて彼女の本当の気持ちに
気づくことができたのかもしれません。
追記:(6月16日)
「アンチヒーロー」最終回放送前の長谷川智己さんと田中監督、飯田プロデューサーの緊急SPトークで、「明墨と桃瀬の関係は、同志であり恋人的関係であったと思う」と、長谷川さんがおっしゃっていました。
このフレーズはたとえ自分は小さな光の存在かもしれないけど、
その光に価値があるんだと言っています。
私があなたのことを守っていくと約束した・・・
弱い自分のままだけど。
ここでは、自分が完全には強くなれないかもしれないという現実を受け入れつつも、
それでも自分の光を照らし続けるという意志の強さを表現しているように感じました。
「私が照らしていくと 誓った」
このフレーズは、
ドラマの中の裁判で控訴することが難しいとされている人たちに対して、必ず私(たち)が冤罪を晴らして見せますって、誓ってることを意味してるのかなと思いました。
一度罪状が確定した人を、再びその罪のを覆すことは難しいとされているので、
この歌詞から深い決意が伝わってきますね。
追記:(6月9日・ドラマ第9話)
明墨弁護士は、志水さんに「必ず私が無罪にしてみせます」と誓ったのですが、
「強くなれないまま」
囚われの身になってしまった状態のままでは、
どう戦ったらいいのか途方に暮れます。
どうか、どんでん返しが起きますように、
そう願わずにはいられませんね。
この歌詞からは、深い謝罪の気持ちがにじみ出ています。
主人公の明墨は弁護士なので、今までの弁護の中で
うまくいかなかったことがあったかもしれないし、
そのことで家族に迷惑をかけたことがあったかもしれないなあと思いました。
憶測でしかないですが・・・
「変われたかな
歪んだ未来でも
あなたといたい」
自分は変われたのだろうかとセルフリフレクションしつつ、
もし間違った道でも愛するあなたといたいと言ってるようです。
依頼人の利益のためだったら、嘘偽りでさえも厭わない明墨らしさを
思わせるようなフレーズですね。
緋山啓太(岩田剛典 演)が、第2話でまさかの判決でしたね。
明墨の流暢な弁護(答弁)を聞いていると、
本当にこの被告人を冤罪から救ってあげないといけないって
気持ちになってきたので怖かったです。
追記:6月2日(第8話)では、どうして緋山啓太を無罪にしたのかがやっとわかりました。12年前の事件との繋がりもわかって、まるで一つずつのピースがハマっていくようでした。
裁判の判決後事務所で、赤峰柊斗(北村匠海 演)が
明墨弁護士に詰め寄るシーン(第2話)がありましたが、
そのときに彼(明墨)のポリシーが垣間見えたように感じました。
それと
”真実が必ずしも正義ではない”という意味が少し分かったような
気がしましたが、本当にそれでいいのかなという気持ちもあって
複雑な気分です。
場合によっては、「歪んだ未来」を作り出してるかもしれないアンチヒーロー 明墨弁護士・・・
今後、明墨弁護士と赤峰弁護士の関係性も
目が離せないですね。
(第4話では、赤峰弁護士が明墨弁護士の真意をたくさん考察してました)
追記:ちょっと余談ですが・・・
テレビ東京「鈴木先生」公式サイトはこちら↓
追記:6月16日(第10話)
最終回のラスト、ほんと鳥肌が立ちました!
第1話の冒頭を、彷彿(ほうふつ)とさせるものでしたね。
※「彷彿とさせる」・・・ある物事や人などに遭遇した場合に、それが以前に経験した物事などがあたかもそこに現れたかのように思われるほど酷似している様子。
⭐️長谷川智己さんが、「今回の「アンチヒーロー」は壮大なエピソード0。その先に続く序章に過ぎない」(要約)とおっしゃっていました。もしかして、シーズン2を期待していいのかな。
そうなれば嬉しいですね!
先ほど第3話を見ました。
明墨弁護士の過去が少し判明しましたね。
弁護士になる前の職業はというと・・・
本当びっくりしたのですが、
”検事”
でした。
(見逃した方、ネタバレになってすみません)
この検事時代に起きたことが、
現在の「アンチヒーロー」的な弁護士になる原点になってるのかもしれないですね。
今日の続きが早く見たいので、次回が待ち遠しいです
追記:第5話で、伊達原泰輔検事正が
倉田功刑事部長が捕まった報告を受けて
「ごめんねー」と呟いていましたが
このセリフが「hanataba」の「ごめんね」と
被っていると話題になっていました。
この意味が何を指しているのかは
今のところわかりませんが、
倉田功刑事部長逮捕は検察の闇の
トカゲのしっぽ切りを意味してるのかもしれないですね。
(名前のないような花を持っているイメージ)
決して要領が良くないけど、真心がこもった優しさに対して、
いつも信頼してくれたあなたに感謝の想いが溢れています。
「美しい花束じゃない
名前のない花を
選んでくれた」
このフレーズは、目立たないけれど本当に大切なもの、
自分にとって価値あるものをあなたが与えてくれたんだよって、
歌っているようですね。
(大切な存在のイメージ)
大切なあなたがそばにいてくれたら
生きる希望が見つかった気がしたよ。
このフレーズから、
明墨弁護士にとっても、本当の父親である志水死刑囚(とされている)にとっても
紗耶が大切で生きる希望・・・光なんだって感じました。
※ドラマの中には、ゴールデンレトリバーのミルが出演してて、とっても可愛いですよー
※いつも大人しくてお利口なミルですが、第8話のラストに伊達原検事正が事務所に来た時、すごく吠えていました。敵が入ってきたって、ミルは感じたのかもしれないですね
(汚れてしまった花束のイメージ)
このフレーズは、どんな状況になろうとも
あなたという存在価値は不変なんだよという意味だと感じました。
あなたに起こった辛い過去・・・
もう忘れているかな?
そのことで泣き明かした日々ー
このフレーズから、ふと想像したのですが、
最初「アンチヒーロー」の主人公の明墨の娘かなと思っていた紗耶は、
本当は娘ではなくて、今罪を償っている父親から預かっている女性では?
追記:5月26日の第7話で、紗耶が志水死刑囚(とされている)の娘だと判明しましたね。
だから、このフレーズの中の
「咲いた花汚れちゃっても」の意味が、
「親が罪を犯した娘」となるのかな。
こう考えると、
この歌詞がストンと府に落ちます。
続けて、
第5話では紫ノ宮飛鳥と父・倉田 功との関係が詳しく描かれていました。
もしかしたら「咲いた花汚れちゃっても」(親が罪を犯した娘)というのは
紫ノ宮飛鳥弁護士のことも言ってるのかなあと
解釈される気がしました。
どう思われますか?
紗耶は、今罪を償っている志水裕策(緒形直人 演)の娘のようですが、
今は亡き”ももせ”という女性との関係も気になります。
”ももせ”と隣同士で笑顔の紗耶が写真に写っていましたので、
近しい関係には違いなさそうなのですが・・・
追記:(ドラマ第9話)保護犬の里「わんはっぴー」で、紗耶のかわいがっていたココアが百瀬に懐いてくれたことから、桃瀬と紗耶が仲良くなっていったんですね。
さらに明墨弁護士が志水に対して
「私があなたを必ず無実にします」と言ってたので、
もしかしたら志水は冤罪で刑務所に入ってるかも。
そして、その原因に何かしら明墨弁護士が関わっていて、
その罪の意識から紗耶を預かっているかもしれないなあって思いました。
個人的な考察なので、間違ったらすみません・・・
追記※ドラマ第8話によると、「明墨弁護士は、児童養護施設に入所している紗耶の力(心の支え)になってきた」というのが正解のようですね。
「綺麗なままだよ」
という歌詞は、
あなた自身は変わらないんだよと強調しています。
ドラマの内容とリンクすると・・・
紗耶の家庭環境がどんなに複雑だったとしても、
人間としての価値は変わらないって言ってるようですね。
そして、罪を犯して捕まった(第5話)父だとしても、
娘の紫ノ宮飛鳥は、人間としての価値が変わることなく
「綺麗なまま」なんだと思います。
本当に奥深い歌詞だなって思います。
それに、ドラマ「アンチヒーロー」の展開に
驚かされることばかり。
それに伏線があちこちに散りばめられていて
毎週テレビの前で熱くなってます(笑)
※ドラマの展開によっては、また考察しなおしてみますね。
追記:(6月9日・ドラマ第9話)
本当に衝撃の展開すぎて、言葉を失ってます・・・
明墨弁護士、絶対絶命、大ピンチです。
裏切り者は・・・パラリーガルの白木さんでした。
推察なのですが、もしかしたら12年前に緋山に盗撮されていた女性は、
白木さんだったかもしれないですね。
彼女が本当は志水さんを無罪にできる切り札だったのかも。
彼女にとって緋山は憎い存在、でも明墨弁護士には事務所で雇ってもらってる恩がある。
「忘れてしまうかな」
だけど、一番大事な証人である、わたし(白木)のことを先生は
忘れてしまうのかな?って思ったのかもしれないです。
最近は紫ノ宮弁護士や赤峰弁護士のことばかり
頼りにしてるようで、白木さんは寂しかったのかも。追記:(6月16日)(←ここは、考察違ってました・・・白木さんが裏切ったように演技してたのは、明墨弁護士からの指示だったんですね)
私だって「綺麗なままだよ」
”大切な存在なんだよ”って、
思って欲しかったのかもと思いました。
追記:(6月12日現在)
6月9日第9話を見終わった時点では、
ただ寂しさゆえに白木が明墨弁護士を裏切ったのかなと思ったのですが、
もしかしたら自分(白木パラリーガル)も
先生(明墨)の役に立つんだということを証明するために、
わざと裏切った振りをして危険を冒(おか)すようなことをしたのかな・・・
うーん、どれが正解かわかりませんが、
最終回を楽しみに待ちたいと思います
追記:6月16日(第10話)
白木さんに関する考察ですが、志水さんが映ってる動画の女性ではと思っていたのですが、違ってました。(考えすぎでした・・・すみません)
大島優子さんの演技上手すぎて、まいりました(笑)
「誰よりも
こんなに悔やむほどに
愛してしまった日々に」
このフレーズからは、深い自責の念が伝わってきます。
「愛してしまった」とあるので、
愛した日々はもう終わってしまったのかもしれません。
これは明墨の気持ちなのか、
それとも紗耶の本当の父の状況を歌ったものかな。
(第4話を見ると、紫ノ宮の父・倉田刑事部長にも当てはまりますね)
もし、父親目線だとしたら、
何かの出来事によって幸せな日々に終止符が打たれ、
ただ娘だけが残されてしまったという意味かなと思いました。
追記:第5話では、紫ノ宮弁護士と彼女の父・倉田刑事部長との
会話のシーンは迫力がありましたね。
小さい頃の幸せな記憶が蘇ってきましたが、
現時点では、娘と父は敵同士に・・・
でも、本当の父親を切り捨てることなんか
できるのかな。
第6話からの展開から目が離せなくなりそうです。
「約束できない私を
許さないでね」
あなたを幸せにするとは約束できない父親を
決して許さないでほしいと言っています。
これは後悔や自責の念を厳しく見つめてほしいという
複雑な感情が見え隠れしますね。
普通は、「〜だから、許してね」と言いたくなるところですが、
「許さないでね」という表現は、何か深い意味を暗示してるようで
とっても気になるフレーズです。
⭐️miletさんの歌い方が本当に好きなのですが、
特にこの部分のフレーズは必聴ですよー
「あなたがただ残ってる」
あなたに対する想いが強く強く聞き手に迫ってきますよ!
鳥肌が立って泣きそうになりました・・・
・「hanataba」のMVはどのように描かれているの?
本日(4月21日)公開されたMVを今拝見したのですが、
miletさんが主人公の女性を演じられていて、
彼女の等身大の気持ちが伝わってくるような表情と歌唱で
とても素晴らしかったです
「あなたがただ残ってる」というフレーズは、
どんな状況でも必ず希望があるんだよと歌っているようでした。
雪の中で愛する人(希望)と巡り会ったシーンは、
すごく素敵で心に残っています。
(愛する人とハグしているイメージ)
※ここでは、MVの中の内容から考えてみますね。
「僅かな光でもいいよ」というフレーズは、
完璧でなくても小さな希望や進歩を大切にしたいという気持ちが理解できます。
「あなたと歩いていくと
誓った
強くなれないけど
あなたといるから
怖くないよ」
大切なあなた(希望)とこれからも前に向かって進むよ。
あなた(希望)というかけがえのない存在がいるから
私は怖くないよと歌っています。
そして、「Go carry on carry on その鎧をおろして」のフレーズは、
自己を防御する鎧を置くことによって、本当の自分を素直に表現する勇気を
持ち続けることが大切なんだよと言ってるようですね。
⭐️「その鎧をおろして」のMVのシーンところで、
miletさんの振り付けは本当に肩の重荷を下ろすような感じだったので、余計にこのフレーズが心に突き刺さりました。
また、MVを見られたときに、チェックしてみてくださいねー
追記:(5月26日)(「アンチヒーロー」第7話からの考察)
とうとう、瀬古成美判事を弾劾裁判まで追い込み、
彼女を失脚させることに成功した明墨弁護士。
「優しく 正しく
守れるように」
というフレーズから、次のドラマでのシーンが頭の中を駆け巡りました。
明墨弁護士が瀬古成美判事に対して、
「養護施設の子どもたちは、あなたを慕っています。
正しくて、優しくて、それでいて温かい尊敬できる裁判官だと」
「養護施設の子どもたちの前で堂々と胸をはれますか?」(「アンチヒーロー」第7話の台詞より)
正しく守れるようにするもの裁判官の仕事なので、
欲と金にまみれた瀬古判事にはその資格はなかったのかもしれないですね。
次の言葉が、瀬古判事の命取りになってしまいましたね。
「罪を裁くことはあっても 罪を犯すことはない」(瀬古判事のセリフ)
彼女がこのような状況になってしまったのも、
彼女の傲慢さによるものです。
明墨弁護士の言葉を借りるとするならば、
まさに、「自業自得」・・・怖いですね。
大切な人を
「優しく 正しく
守れるように」なりたいです。
追記:6月2日(第8話)放送後に第9話の予告を見たのですが、もしかしたら伊達原検事正の横暴に鉄槌を下すために、瀬古元判事と緑川(木村佳乃 演)検察官は明墨弁護士に有利な情報を与えてくれるのかもと思いました。そうあって欲しいなあという願望ですが・・・
追記※第9話で、瀬古元判事と緑川(木村佳乃 演)検察官が、明墨弁護士の味方になるのではと、淡い希望を持ってましたが、そのような兆候はなかったです。最終回、僅かな希望の光になってくれるキーパーソンが誰なのか予測がつかないです。(6月4日現在では・・・笑)
早く最終回を見たいですが、ドラマが終わってしまうのは寂しいので複雑な気持ちですね
追記:第10話
緑川検察官と明墨弁護士と百瀬検事は同期だったんですね。びっくりしました・・・
まとめ
今回は、miletさんが歌うあまりにも切なくて美しい「hanataba」の歌詞についてみてきましたが、いかがだったでしょうか?
この歌詞は、脆くて不器用ながらも深く愛する心を表現していて、
愛する人の存在が自分に光と勇気を与えてくれることを歌っています。
主人公は自身の弱さを認めつつも、
そのままの自分を受け入れてくれる相手に感謝しているという内容ですが、
聴く人によっては、この歌詞の中の主人公がドラマの中の誰とマッチするのか、
もしかしたら意見が分かれるのかもと思いました。
(難しいですね。もし、的外れだったらごめんなさい)
ドラマの回を重ねるごとに、「hanataba」の歌詞の解釈も変わっていくのかもしれないですね。
miletさんの歌は、どの楽曲も魅力的で好きなのですが、
この「hanataba」も大好きな曲の一つになりました。
ぜひ、聞いてみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
※2024年3月まで放送されていたTVアニメ「葬送のフリーレン」のエンディングもmiletさんが歌われていましたが、こちらの曲もすごくよかったですよ。