先日(2023年10月21日)、シャイトープの待望の新曲「Burn!!」/「わすれない」がリリースされました。
どちらの曲も、作詞作曲は佐々木想さんがされています。
対照的な2曲が収録されていて、ファンにとっては何倍も楽しめる内容となっていますよ。
今回は、「わすれない」の楽曲にスポットライトを当てて、歌詞の内容や想いをまとめてみました。
1ファンの呟きかもしれませんが、また参考にされてみてくださいね。
その前に、気になる新曲「Burn!!」も少しまとめてみました。
ダブルAサイドの1曲「Burn!!」とは?
「わすれない」と同時リリースの「Burn!!」は最近よく耳にするようになりました。
シャイトープの新曲「Burn!!」は、ロック調の曲で、感情と情熱を表現する歌詞とサウンドが特徴的です。曲の冒頭では、柔らかいアルペジオが流れますが、次第にエモーショナルに展開していきます。
アルペジオってちょっと難しいのですが、
「Burn!!」の曲の最初の部分のアルペジオとは、和音を構成する音を一音ずつ順番に弾いていく演奏方法ですが、この曲ではその技法が使われているように思います。この曲では、柔らかいアルペジオが流れて、曲の雰囲気を作り出しています。そこの部分は、「今から始まる」って感じがして、鼓動が高鳴る感じを受けます。
アルペジオは、ハープやピアノ、ギターなどの楽器でよく使われる技法で、リズム感や深みを演出することができると言われています。
どうして、エモーショナルな展開になってると思ったのは、曲が進むにつれて佐々木想さんの声やメンバーの演奏が感情的に発展していると思ったからです。
エモーショナルに展開していくとは?
この曲では、冒頭のアルペジオから徐々に曲のテンポや音量が上がっていき、リードボーカル佐々木想さんの歌声も力強くなっていきます。曲の中盤では、ギターソロやドラムのビートが加わり、曲の盛り上がりを高めています。曲の終盤では、リードボーカルが「Burn!!」と叫びながら、感情と情熱を爆発させています。
このように、曲の構成や演奏が感情的に変化していくことで、「Burn!!」は感情的に展開していってると思います。
またリードボーカルの佐々木想さんは、感情という銃弾をぶっ放して憂鬱を撃ち抜くと歌っています。曲の雰囲気は、勇敢で力強く、やるかやらないかの問いに答えを求める様子が伝わってきます。曲のタイトルにもなっている「Burn!!」という言葉は、燃やせ情熱をという意味で、リタイア寸前でもまだ走れるというメッセージが込められています。
私は難しいことや苦しいことから逃げ出したくなる時もあります。本当、毎日うまく行かないほうが多いですが、そんな時、新曲「Burn!!」を聴くと「また頑張ろう、諦めるのはまだ早い」って気持ちになれます。弱気になる自分に、Go for it 「やりなよ」と言ってもらってるような気がしますよ
「わすれない」の歌詞とは?
ここからはダブルAサイドの「わすれない」についてみていきたいと思います。
この「わすれない」という曲は、イントロがなく最初の出だしの「わすれない わすれない」の歌詞からダイレクトに始まります。メインボーカル佐々木想さんの弾き語りです。
弦を押さえる音が聞こえるくらい穏やかな歌い出しですよ。
「お決まりの料理」とありますが、彼女が作る手料理、しかも「お決まり」って言われてるので、彼女の得意料理のことを言ってるのかなと想像しました。
次の「バラエティ」という言葉ですが、一般的に「多様性、変化に富むこと」という意味があります。しかし、この歌詞の場合は、別の意味で使われているような印象を受けました。
それは、「歌・踊り・曲芸・寸劇など種々の演芸をとりまぜて、次々に演じるショー」という意味にも受け取れます。つまり、「お決まりのバラエティ」とは、「お決まりのテレビ番組やショー」のことなのでは。この歌詞は、恋人と過ごした日々を思い出す主人公の心情を表現しています。恋人と一緒に見ていたテレビ番組やショーも、その思い出の一部なのかもしれないです。
「若い2人は」とありますので、もしかしたら付き合ってからそんなに年月が経ってないのかもと感じました。
次の「いつかは終わる永遠を〜」からの歌詞からのフレーズは、今付き合っている2人のことを歌っているのか、もしかしたら付き合ってた頃を思い出しているのかと、どちら意味にでも解釈できるような気がします。
「わすれない」の中の2人は、今も付き合ってるの?それとも別れているの?
「いつかは終わる永遠」との歌詞からは、恋人と別れた主人公の心情を表現しているのかなと思います。
どうしてそう感じるのかと言いますと、
主人公は、恋人と一緒にいるときは永遠に続くと思っていた幸せな時間が、いつかは終わってしまうことを知っているのですが、その時間を悲しみや後悔として捉えるのではなく、大切な思い出として受け入れているような印象を受けるからです。
そして、その思い出をそっと星空に隠して、自分だけの宝物にするのです。星空に隠すという表現は、恋人と見上げた星空が忘れられないことや、星空が美しくて永遠のように見えることを暗示していると思います。このように解釈するとこの歌詞は、切なくて美しい恋の終わりを描いているのかもしれないですね。(個人的な感想です、すみません)
Aメロの歌詞同様、付き合っている2人の何気ない日常を綴った歌詞だと受け取れます。
2人で過ごした様々なシーンを思い出しながら、もしかしたら主人公は「わすれない」と自分に言い聞かせているのかもしれません。
「夜風」や「夜更かし」というワードから、いつも一緒にいたい気持ちや長くそばにいたい気持ちが垣間見えます。
この歌詞の部分から、だんだんと音が重なり合ってきますよ。
この歌詞から、恋人と一緒に幸せな時間を過ごした主人公の思い出が目に浮かぶような気がします。
この時の状況は、次のように想像しましたよ。
主人公は、恋人と仰向けに横たわって、星空を見上げていました。そのとき、二人の愛が永遠に続くことを願って、星空に祈りました。
仰向けに横たわるという表現は、二人の心が開放的で自由であることや、星空が二人の目に映ることを暗示していると思います。
星空に祈るという表現は、二人の愛が神聖で尊いと思えたり、星空が二人の運命を左右したりするような予感がしますね。この歌詞は、2人の美しくて切ない恋の始まりを歌っているのかなと思います。
でも、違う解釈もあるかもしれないです。
それぞれ思い思いの解釈をされてくださいね。
この歌詞の音律の部分が、私の中では1番のエモーショナルなところです。
タカトマンさんのドラムの合図でメンバー全員の演奏が盛り上がっていきます。ここでは、一気に彼女に対する気持ちが溢れ出てるような気がします。
特に素敵だなって思ったところは、
・君の下手なギター
・君の変な癖
・君の低い声
です。
彼女の不器用なところ、多分彼女も気付いていなかったかもしれない癖、もしかしたらコンプレックスだったかもしれない低い声のことをわすれないって言ってくれるのは、愛を感じます。
不器用なところや自分の嫌いなところは、隠したくなるし見られたくないものですが、そこを含めて全てを愛してくれてたんだって思うと切なくなります。
他人から見たら欠点や不器用さに見えるところも、主人公にとっては恋人の個性や魅力に見えるんですね。
この歌詞から主人公は、恋人の全てを愛していたということが伝わってきます。
聞くたびに毎回涙が出そうになります。(実際、出てしまいますが
)愛情とは純粋で、深いものだって気づかされます。
この歌詞は、最初に出てきた歌詞を繰り返しています。
「わすれない」の歌詞を見てきましたが、この歌詞は恋人と別れた主人公の思い出と現実を表現していると解釈しています。
繰り返しになりますが、主人公は、恋人と一緒に星空を見上げていた幸せな時間を思い出しています。そのとき、二人は永遠に続くと思っていた愛を、悲しみや後悔ではなく、大切な思い出として受け入れたのではと感じました。
そして歌詞に、「星空に隠した」とあるので、別れたあと過ぎ去った日々のことを思い出しているのかなと思いました。
でも、「そっと 目を閉じキスをした」という最後のフレーズが、過去のことなのか現在を表しているのかを悩みました。
最後の別れの時のキスを思い出しているのかな、それともここの1行だけが現実なのかなと。
何回も聴きながら考えたのですが、全部過去の思い出のことを歌っているのかなと思いました。
このキスというのは、二人の愛の証でもあり、別れの挨拶でもあるので、
確かに2人の間には愛し合った日々があったのだけど、美しくて切ない恋の終わりを描いているように伝わってきました。
新曲「わすれない」はどこで聴けるの?
LINE MUSIC、Amazon Music、Apple Musicなどの音楽配信サービスなどで聞くことができますよ。
Uta Netでも聴くことができます↓
まとめ
シャイトープの新曲「わすれない」の歌詞について、自分なりにまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
多分、様々な解釈があるのではと思いますが、「わすれない」という曲は、
であることに間違い無いと思います!
ボーカルの佐々木想さんが作詞作曲される楽曲はどれも好きなのですが、また一つ大好きな曲が増えました。
想さん自身がとても心がピュアで繊細さを持ち合わせていらっしゃるので、人の心に響くような曲ができるのだと思います。
歌詞の解釈は人それぞれ違うかもしれませんが、自分の感性を大切にしながらこの曲に出会えたことに感謝して、自分の心の1ページに書き加えていきたいです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました!